つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

オーストラリア向けのCX-5 2023年モデルに関する情報、全グレード新世代マツダコネクトが標準装備になる一方でMT車は廃止か?

(画像 MAZDA)

 

日本や北米で2023年モデル(2022年商品改良モデル)が発表されているCX-5ですが、オーストラリアでも2023年モデルに関する情報が出てきました。

 

 

CX-5に関してはすでに日本と北米で2023年モデル(2022年商品改良モデル)が正式発表されており、CX-60に続いてロジウムホワイトプレミアムメタリック追加などの変更を実施。

昨年よりは小規模ながらも着実に進化しているCX-5ですが、オーストラリアでも2023年モデルに関する情報が出てきました。

 

 

今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「CarExpert」が掲載したこちらの記事。

日本や北米で発表されたCX-5 2023年モデルがオーストラリアへ導入される時期についてオーストラリアマツダへ取材した内容となっていますが、リンク先によると変更点はこちら。

・ロジウムホワイトプレミアムメタリックを新たに設定。

・新世代マツダコネクトが全グレード標準装備に。

・フロントシート用USBがTypeCに。

Android AutoとApple CarPlayのワイヤレス接続に対応。

・ベースグレード(MAXX)の6速MT車が廃止されて全グレード6速ATのみに。

基本的には日本や北米仕様と同じ改良内容ですが、オーストラリア仕様独自の変更点もいくつかあります。

 

 

日本と北米ではすでに全グレード標準装備になっている新世代マツダコネクトですが、オーストラリア仕様は上位グレードのみだったのでようやく統一される事になります。

「2022年モデルの諸元表 (画像 オーストラリアマツダ)」

次に日本仕様ではAppleCarPlayのみ対応しているワイヤレス接続ですが、オーストラリア仕様ではAndroidAutoも対応するようです。

ただし、CarExpertによると「2022 年11月から2023年3月までの間に製造される"Maxx"と"Maxx Sport"はAndroid Auto が一時的に利用不可で、2023年4月から無償で使用できるようにアップデート予定」との事。

日本仕様でも初期配車車両は使用不可となっていますが、どちらもライセンス認可取得の遅れが原因と考えられます。

 

 

さらにオーストラリア仕様ではこれまでベースグレードの"MAXX"に6速MT車が設定されていましたが、2023年モデルでは全グレード6速ATのみに統一されるようです。

「2022年モデルのMAXX (画像 オーストラリアマツダ)」

CarExpertの記事によると、MAXXの6速MT車は2021年にオーストラリアで販売されたCX-5の中で最も販売比率が低い組み合わせだったとの事だったのでやむを得ないところでしょうか・・・。

マツダMT車の設定が豊富という強みがありますが、ここ最近は日本でも少しづつ減ってる傾向なのでやや気になるところですね・・・。

 

 

価格や発売日に関する情報はまだ公開されて無いようですが、具体的な変更点に関する情報が出てきたので遅くとも年内には正式発表されると思います。

オーストラリアマツダはCX-60に設定するパワートレインを全てハイブリッドへ計画変更したので、価格帯の面からCX-5はまだまだ重要なモデルとなりそうですね。