日本でも本格的に販売開始された「CX-8 2022年大幅商品改良モデル」ですが、オーストラリアマツダも"2023年モデル"としてグレード構成や車両価格を発表しました。
「CX-8」に関しては昨年11月に大幅商品改良が日本で正式発表。
グレード構成だけでなくエクステリアデザインの変更も含めた大規模な改良でしたが、日本に次ぐCX-8のメインマーケットと言えるオーストラリアでも現地メディアを通じてグレード構成や車両価格が発表されています。
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基本的な改良内容は日本仕様と同じですが、いくつかオーストラリア仕様独自のポイントがあるので簡単に紹介。
ポイント①:ブラック基調のエクステリアを採用したグレードは「Touring SP」から「GT SP」に変更。
「左:改良前のTouring SP、右:改良後のGT SP (画像 オーストラリアマツダ)」 各地域で高い人気を集めているブラック基調のエクステリアを採用したグレードは2023年モデルから「GT SP」に変更。
このグレードはフェンダーアーチやボディ下部がグロスブラック仕上げになっているので日本仕様の「Sports Appearance」と同じモデルになります。
日本仕様ではさらに「Black Tone Editon」も用意されていますが、オーストラリア仕様の場合は同等装備だった「Touring SP」が廃止されました。
ポイント②:日本仕様のGrand Journeyと同じ仕様のモデルは「Touring Active」として設定、ただしパワートレインはディーゼルエンジンのAWDのみ。
(画像 オーストラリアマツダ) アウトドアをイメージしたグレードして日本仕様へ新たに設定されたGrand Journeyですが、オーストラリア仕様でも「Touirng Active」として設定。
ただし、選べるパワートレインはSKYACTIV-D 2.2のAWDのみとなっています(日本仕様はガソリンNAエンジンの"SKYACTIV-G 2.5"も選択可能)
ポイント③:CX-8オーストラリア仕様は日本仕様よりエンジンと駆動方式の選択肢に限りがある。
(画像 オーストラリアマツダ) ・ガソリンNAエンジンの「SKYACTIV-G 2.5」はFFのみ。
日本仕様ではエンジンや駆動方式の選択肢が豊富ですが、オーストラリア仕様の場合はエンジンと駆動方式の組み合わせが大きく絞られています。
日本仕様の場合は上記に加えてガソリンターボエンジンの「SKYACTIV-G 2.5 T」も用意されていますが、オーストラリア仕様に設定されてないのはCX-9との兼ね合いでしょうか・・・?
これに関しては改良前から変更されてない部分ですが念のためおさらいしてみました。
そしてグレード構成と車両価格一覧がこちら。
各メディアの情報によると改良前から1400~1450豪ドル(日本円換算で約12~14万円)程度値上げされているとの事。
ここ最近オーストラリアではマツダに限らず各メーカーで車両価格の値上げが頻繁に行われているようですね・・・。
オーストラリアでは来月から発売開始されるCX-8 2023年モデルですが、CX-8はこれ以外にも東南アジア方面で販売されているので順次同じ改良が実施されていきそうです。