日本でもエンジンラインナップ拡充が発表されたCX-8ですが、オーストラリアマツダも2022年モデルの詳細を発表しています。
CX-8に関しては今年に入ってすぐにエンジンラインナップ拡充が日本で正式発表。
マツダ公式HPでは"2022年商品改良車"と表現されているものの、これまで改良内容が基本的に連動していたCX-5に比べるとほぼ現状維持という内容でした。
そして、日本に続いてオーストラリアでも2022年モデルの情報が現地メディアを通じて公開されています。
〇Carsguide
〇CarExpert
〇Drive.au
変更点はこちら(2022年モデルのカタログ・諸元表がまだ公開されていないので改良前の諸元表で紹介)
変更点①
「GT(日本仕様の L Package相当)」「ASAKI(日本仕様のExclusive Mode相当)」に設定されていたFFのSKYACTIV-D 2.2搭載モデルが廃止(緑枠部分)
これによってSKYACTIV-D 2.2搭載モデルはAWDのみに。
変更点②
これまでSKYACTIV-D 2.2搭載モデルのみだった「GTグレード」「ASAKIグレード」にSKYACTIV-G 2.5(NA/FF)搭載モデルを新設定(青枠部分)
変更点③
多くのグレードで100豪ドル(日本円換算で約8,000円)程度の値上げが行われるとの事。
日本に続いてオーストラリアもパワートレインラインナップの変更のみで、ほぼ現状維持と言える内容となっています。
現地メディアの記事によるとオーストラリア向けのCX-8はデビュー当初SKYACTIV-D 2.2搭載モデルのみだったが、2020年にSKYACTIV-G 2.5(NA)搭載モデルを追加してから販売台数が大幅に増えたとの事。
昨年オーストラリアでは6,119台のCX-8が販売されたようですが、その内の約67%がSKYACTIV-G 2.5(NA)搭載モデルだった事に加えて、SKYACTIV-D 2.2搭載モデルはAWDの需要が多かった事から今回の変更が行われたと推測されています。
CX-8に関してはまもなく導入開始されるラージ商品群の一つ「CX-80」と入れ替わりになる可能性も浮上していますが、オーストラリアマツダの関係者は「ラージ商品群SUVを導入後も現行CX-5・CX-8・CX-9の販売を継続する」という方針を示しています。
今回の改良はほぼ現状維持となりそうですが、日本も含めて今後の動向が気になるところですね。