昨日日本で正式発表された「MAZDA6 2022年商品改良」ですが、欧州とオーストラリアでも"2023年モデル"として正式発表されました。
MAZDA6日本仕様の2022年商品改良は昨日正式発表。
MAZDA6/アテンザのデビュー20周年を記念した「20th Anniversary Edition」やアーティザンレッドプレミアムメタリックの初採用が注目ポイントでしたが、欧州とオーストラリアでも"2023年モデル"として情報公開されています。
まずは欧州から。
(一例)
〇ドイツマツダ
〇スペインマツダ
〇オランダマツダ
〇MAZDA6欧州仕様 2023モデルの変更点
・MAZDA6の20周年記念車「20th Anniversary」の専用装備は日本仕様と同じ、ただし選べるパワートレインはSKYACTIV-G 2.5(NA)のみ。
・ブラックを基調としたグレード”HOMURA”は日本仕様のSports Appearanceと同じ内外装、さらにサンルーフも標準装備。
・日本仕様のL Packageと同等グレードの"TAKUMI"はオリエンタルブラウンに代わってブラックのナッパレザー内装を新設定
・ロジウムホワイトプレミアムメタリックとプラチナクォーツメタリックを新設定。
・ワイヤレス充電(Qi)とAppleCarPlayのワイヤレス接続に対応。
・パワーステアリングの制御を改良
基本的には日本仕様と同じ改良内容ですが、HOMURAは日本仕様のSports Appearanceで選択できないサンルーフが標準装備されているのはちょっと羨ましいところ。
ちなみに、20th Anniversaryのタン内装はCX-60 Premium Sportsと同じカラー・素材が採用されていますが、欧州仕様のCX-60には設定されていないので欧州向けのマツダ車では初登場となります。
続いてオーストラリア。
オーストラリアの自動車メディアも早速MAZDA6 2023年モデルの情報を発信。
(一例)
オーストラリアマツダは現時点で20周年記念車の発売を公式SNSで発表したのみですが、現地メディアの記事には改良ポイントも記載されています。
・MAZDA6の20周年記念車「20th Anniversary Edition」の専用装備は日本仕様と同じ、ただし選べるパワートレインはSKYACTIV-G 2.5 ターボのみ。
・ブラックを基調としたグレード”GT SP”は日本仕様のSports Appearanceと同じ内外装に。
・日本仕様のL Packageと同等グレードの"ATENZA"はオリエンタルブラウンに代わってブラックのナッパレザー内装を新設定
・ロジウムホワイトプレミアムメタリックとプラチナクォーツメタリックを新設定。
・ワイヤレス充電(Qi)とAppleCarPlayのワイヤレス接続に対応。
・パワーステアリングの制御を改良
☆SKYACTIV-G 2.5ターボを改良
①最高出力が「170Kw(230ps) ⇒ 173Kw(235ps)」に。
②最大トルクは「420Nm/2000rpm」のままだが、4250rpm領域のトルクが8Nm向上。
③組み合わされる6速ATはよりダイレクトでスポーティな変速制御に改良。
④アクセルペダルの踏力を再調整(他のパワートレインでも実施されてるかも?)
こちらも基本的には日本仕様と同じ改良内容ですが、20th Anniversary Editionは「SKYACTIV-G 2.5ターボ」と組み合わされてるのが特徴。
オーストラリア仕様はすでにSKYACTIV-D 2.2搭載モデルが廃止されているので、この組み合わせになったのでしょうね・・・。
さらにSKYACTIV-G 2.5ターボ自体もスペックUPや変速制御の改良が実施されています。
日本仕様は今回の商品改良で廃止されてしまったSKYACTIV-G 2.5ターボですが、個人的にはかなり好印象なエンジンだったので改良された走りを日本でも体感してみたかったですね・・・。
各メディアによるとオーストラリアでは2023年前半に発売開始予定で、価格などの詳細も発売開始が近づくタイミングで発表予定との事です。
日本以外でMAZDA6 2023年モデル導入を発表しているのは今のところ欧州数か国とオーストラリアのみですが、今後他の国や地域でも発表される可能性もあるので引き続き情報をチェックしておきたいと思います。