英国と日本で商品改良が発表された「MAZDA3」ですが、続いてオーストラリアマツダも詳細を発表しています。
「MAZDA3」に関しては今月に入ってから英国と日本で商品改良が正式発表。
〇英国(2024年モデル)
〇日本(2023年商品改良)
主に「10.25インチのマツダコネクト用ディスプレイ採用」や「セラミックメタリック新設定」が実施されていますが、これに続いてオーストラリアマツダも改良モデルの情報を公開しています。
☆改良内容
・ボディカラーに「セラミックメタリック」追加、代わりにソニックシルバーメタリックが廃止。
・10.25インチのマツダコネクト用ディスプレイ採用
⇒「G25 GT」以上のグレードに標準装備、それ以外のグレードは従来の8.8インチでメーカーオプション選択で10.25インチへのサイズUP可能。
・AppleCarPlay/AndroidAutoのワイヤレス接続、ワイヤレス充電(Qi)、USB TypeC端子を採用。
⇒「G20 Touring」以上のグレードに標準装備。
・マイルドハイブリッド搭載車(e-SKYACTIV G 2.0、e-SKYACTIV X 2.0)が廃止。
・MT車が廃止。
・「SKYACTIV-G 2.0」は気筒休止システムの新採用に加えて燃焼効率もより向上した事で燃費とCO2排出量を改善。
基本的には日本仕様と同じ改良内容ですが、オーストラリア仕様の場合はマイルドハイブリッド搭載車とMT車が全て廃止されました。
ここ最近電動化が叫ばれていますが、実際の売れ筋は純内燃機関搭載モデルだったのでしょうか・・・?
その一方で「SKYACTIV-G 2.5」に続いて「SKYACTIV-G 2.0」にも気筒休止システムが追加されています。
MAZDA3の改良についてはすでに現地メディアで取り上げられていますが、その中でも"CarExpert"の記事には気になる情報と公式画像がいくつかありました。
昨日発表された日本仕様の改良では一部で「シフトパネルがピアノブラックでは無くなったのでは?」という話が出ていましたが、リンク先に掲載されている公式画像を見てみると・・・。
画像を見る限りだとシフトパネルの見た目や質感に変わりはありません。
日本で公開された諸元表でも変更は見当たらかったので、ここは変わってない可能性がかなり高そうです。
さらにこちらの記事ではカップホルダーとワイヤレス充電(Qi)の分かりやすい公式写真も掲載。
MAZDA3は今回の商品改良でカップホルダーの蓋(リッド)が無くなりましたが、今回の画像で注目なのはカップホルダー周辺に装着されているピアノブラックと思われるツヤ有りパネル。
元々日本仕様のベースグレードや海外仕様では蓋が無いカップホルダーが存在していましたが、今回の改良モデルに採用された物と比較すると・・・。
(比較対象:米国で販売されているMAZDA3 2.5ターボの最上級グレード)
改良前のカップホルダーはツヤ有りパネルが装備されていない事に加えて、カップホルダー自体の形状も少し異なります(矢印部分)
当初カップホルダーの蓋が無くなるのはコスト削減などが理由と思われましたが、この画像を見る限りだとカップホルダーとツヤ有りパネルを新たに用意してる可能性が高いので、単純にコスト削減だけが理由では無いと思われますね・・・。
ワイヤレス充電(Qi)を追加する事も関係してるかもしれません。
オーストラリアマツダによるとMAZDA3 2023年モデルは7月に発売開始予定との事。
これまで英国・日本・オーストラリアと右ハンドル市場で商品改良が発表されましたが、これに続いて左ハンドル市場の北米や欧州でもすぐに発表されるのか注目ですね。