2015年に発売開始されてから今年で約8年が経過した「CX-3」ですが、オーストラリアでは一部改良を行った"2023年モデル"の情報が公開されています。
「CX-3」は2015年に発売開始されてから継続的な改良が行われていますが、最後に目立った改良が実施されたのは8インチのマツダコネクト用ディスプレイやボディカラーラインナップが変更された2021年秋(日本仕様の場合)
北米と欧州ではすでに販売終了した一方で、アジア圏では引き続き高い人気を維持していますが、オーストラリアで"2023年モデルの情報が公開されたので紹介したいと思います。
オーストラリアマツダからニュースリリースはまだ発表されていませんが、現地メディアからCX-3 2023年モデルの情報が一部解禁されています。
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各メディアで報じられている主な変更ポイントはこちら。
・グレードの数が「13 ⇒ 5」に整理、グレード名称も一部変更。
・マニュアルトランスミッションとAWDモデルが廃止。
・これまでスチールホイール標準だったベースグレード(Sport)はアルミホイールが標準装備に。
・AppleCarPlayのワイヤレス接続に対応(AndroidAutoは引き続き有線のみ)
・「Touring SP」はブラック基調のエクステリアや新デザインの18インチアルミホイールを採用、さらにブルーステッチを採用した新しい内装(レザー×グランリュクス)も採用(画像と詳細は後ほど紹介)
※:新デザインの18インチアルミホイールは最上級グレード「AKARI」にも採用されてる可能性あり
・ボディカラーラインナップに「エアログレーメタリック」が追加、一部メディアによると代わりに「セラミックメタリック」が廃止との事(画像は後ほど紹介)
ここ最近のマツダ車と同様にグレードやパワートレインの種類が大幅に整理されましたが、一方でボディカラーラインナップに「エアログレーメタリック」が追加されたのに加えて「Touring SP」では新デザインのホイールと内装が導入されたのが注目ポイント。
各メディアではエアログレーメタリックと思われる「Touring SP」の車両画像が掲載されています。
「Touring SP」のエクステリアでまず特徴的なのはブラックのルーフですが、これは日本仕様に設定されている特別仕様車"Super Edgy"と同じ仕様と思われます。
これまで同じ仕様のルーフは日本のみでしたが、ついにオーストラリア仕様にも展開されるようですね。
「Touring SP」はブラックルーフが標準装備で、選べるボディカラーは4色となります。
・エアログレーメタリック(新設定)
・プラチナクォーツメタリック
・ポリメタルグレーメタリック
・ソウルレッドクリスタルメタリック」
次に新デザインの18インチアルミホイールですが、5本のツインスポークはそのままでプロペラ風のデザインに刷新されています。
先に触れたようにCX-3は発売開始から約8年が経過していますが、このタイミングで新デザインのアルミホイールが採用されるのは中々驚き・・・。
もしかするとCX-3以外の車種にも展開されるかもしれませんね。
あと、一部メディアは「Touring SP」だけでなく最上級グレード「AKARI」にもこのホイールが採用されると報じている事に加えて、ブラックルーフでは無い車両に装着された画像も公開されています。
新デザインの内装に関してはブラックカラーの表皮(レザー×グランリュクス)が採用されていますが、画像をよく見ると座面に矢印を思わせる模様が施されているのが特徴。
座面中心からややオフセットした位置に施された模様は、今年初めに大幅改良されたMAZDA2のスポーツグレード"XD SPORT+"でも採用されていますが、今後他の車種にも展開されるのか気になるところ・・・・。
マツダが「MAZDA2 2023年大幅商品改良モデル」を正式発表したので内容を詳しくチェック、マツダブランドスペース大阪では早くも実車展示がスタート。 - つらつらとMAZDA
現時点で確認できる主な変更ポイントは以上となりますが、各メディアによるとオーストラリアでは今年9月に発売開始予定との事。
CX-3 2023年モデルの情報が公開されたのはオーストラリアが初めてですが、今後日本仕様も同じ内容で商品改良が実施されるのか注目ですね・・・。