特許と並行してチェックしているマツダの意匠・商標情報ですが、CX-60と同じデザインのステアリングに関する意匠登録を米国でも取得している事が分かりました。
CX-60に採用されているステアリングはMAZDA3やCX-30等の第7世代スモール群とは少しデザインが異なっており、今年6月には日本で意匠登録もされています。
現時点でCX-60は日本や欧州で販売されていますが、CX-60導入予定が無い米国でも同じデザインのステアリングに関する意匠が登録されていました。
〇米国特許商標庁(USPTO)
〇No.US D972989 S
こちらのデータベース上では2022年12月20日付でCX-60と同じデザインのステアリングに関する意匠が登録。
先に触れたようにCX-60が米国に導入予定が無いので、北米向けのラージ商品群SUV「CX-70」「CX-90」用として意匠出願されたものだと思われます。
説明図のステアリングはステッチを施すためのパーティングラインが確認できるので、上級グレード用でしょうか・・・?
場合によってはCX-60 Premium Sportsのタン内装に続いてCX-70/CX-90でも2トーンカラーのステアリングを採用した内装が設定されるかもしれませんね。
北米向けのラージ商品群第一弾となる「CX-90」は来年1月にワールドプレミア予定と公表されていますが、CX-60の内装とどのように差別化させてくるのか注目ですね。