今月に北米での販売がスタートする予定の「CX-90」ですが、事前情報通り試乗レポートが昨夜解禁されました。
「CX-90」に関しては今月から北米での販売が開始される予定ですが、現地メディアから4月3日の22時(日本時間)に試乗レポートが解禁される話が浮上・・・。
情報通り昨夜22時に解禁されていたので、その中から気になる内容を紹介します。
(現地メディアの記事)
〇CAR AND DRIVER
〇Autoblog
〇motor1.com
(YouTubeチャンネルの動画)
〇Raiti's Rides
〇Tedward
〇Motormouth
〇Redline
各メディアで一斉に試乗レポートが解禁されていますが、各動画では直6ガソリンターボエンジン"e-SKYACTIV G 3.3 T"の加速サウンドも体感可能。
CX-60に搭載されている直6ディーゼルターボも気持ちいいサウンドが楽しめましたが、ガソリンターボだとより澄んだサウンドで直6エンジンらしさをよりストレートに味わえそうですね。
特にドライバー目線でワインディングを走行している映像を見ると3列シートSUVとは思えないくらいに楽しそう・・・(笑)
これが2列シートSUV「CX-60」「CX-70」だとよりスポーティな走りが楽しめそうです。
次に注目したのは「マツダコネクト用ディスプレイ」
YouTubeチャンネル"Redline"の動画では16:00頃からディスプレイの機能が解説されていますが、地図画面ではタッチパネル操作が出来ない一方で、AppleCarplayではタッチ操作が可能(おそらくAndroidAutoも同様に可能のはず)
ここまではCX-60海外仕様と同じですが、字幕を見ると走行中もタッチ操作が出来るようなニュアンスの説明が・・・。
そこで別のメディアを調べてみると、米国のWEBメディア”SLASH GEAR"の記事にこのような記述がありました。
There are tons of buttons across the dash and steering wheel, seemingly a relic of Mazda's historical aversion to touchscreens. The driver can use the CX-90's touchscreen while the vehicle is moving, which is a nice change for the brand, but interior designers seem reluctant to encourage drivers to do so.
ただし、安全性についてはいくつかの疑問があります。 ダッシュボードとステアリング ホイールにはたくさんのボタンがあり、タッチスクリーンに対するマツダの歴史的な嫌悪感を表してるようです。 CX-90 のタッチスクリーンは走行中にドライバーが操作できるというブランドにとってはうれしい変化ですが、インテリア デザイナーはドライバーにそうするように勧めるのをためらっているようです。
やはりCX-90は走行中もタッチ操作が出来るようになっているとの事。
走行中にタッチ操作ができるのは停止中と同様にAppleCarPlay/AndroidAutoのみだと思われますが、
ただ、マツダとしては引き続きドライバーがタッチパネル操作を行う事を推奨したくは無いようなので、パッセンジャーに配慮した形でしょうか?
個人的にも自動車用の操作系は断然アナログスイッチ派なのでマツダの考えを支持しますが、ユーザーからの要望も多いはずなのでこのあたりは難しいところですね・・・。
あと、海外向けの新世代マツダコネクト採用車はコマンダーダイヤル上部のタッチパッドが無いことも関係してるかもしれません。
米国ではすでに販売店にも実車が届き始めていますが、今回試乗レポートも解禁された事で発売開始に向けた準備がほぼ整った形ですね。
これ以外にも試乗レポートはたくさん公開されているので、他にも気になった部分があれば追って紹介していきたいと思います。