日本国内でも年次改良の噂が出ている「CX-5」ですが、カナダマツダが新しいモデルイヤーとなる"2024年モデル"の情報を公開しています。
CX-5に関してはすでに北米マツダが2024年モデルで追加される特別仕様車「CARBON TURBO(カナダは"SUNA EDITION")」を6月に先行発表。
さらに日本国内でも先週日曜日で注文受付が一旦終了しており、年次改良の中身に関する噂も出てきていました。
このような点から2023年商品改良モデル(2024年モデル)登場は近いと推測されていましたが、カナダマツダが世界で最初に2024年モデルの情報を公開しています。
〇カナダマツダ公式HP
2024 Mazda CX-5 AWD 5-Seat Urban Compact SUV | Mazda Canada
CX-5専用サイトのTOP画面を見るとモデルイヤーが"2024"と明記されています。
カナダマツダはCX-5 2024年モデル正式発表のニュースリリースをまだ公開していませんが、現時点で確認できる変更点を順番に紹介・・・・。
変更点①:新しい特別仕様車「SUNA EDITION」追加。
序盤でも紹介しましたが、CX-5カナダ仕様 2024年モデルで最も注目なのが新しい特別仕様車”SUNA EDITION"
事前情報通りジルコンサンドメタリックとテラコッタ内装を組み合わせた仕様となっています。
ちなみに北米向けのCX-5でジルコンサンドメタリックが追加されるのは今回が初ですが、カナダマツダの公式HPを見る限りだと他のグレードには設定されないようです。
変更点②:「SIGNATURE」「SPORT DESIGN」はフロントグリルを中心にエクステリアの一部が使用変更。
CX-5の中でも人気を集めているグレードである「SIGNATURE(日本はExclusive Mode)」と「SPORT DESIGN(日本はSports Appearance)」ですが、公式HPの画像を見るとエクステリアの一部に変更があります。
「SIGNATURE」
水色・・・・フロントグリルメッシュが縦長形状に変更。
黄色・・・・バンパー下部(フロント/リア)とドアミラーがシルバーに変更。
「SPORT DESIGN」
・水色・・・・フロントグリルメッシュが縦長形状に変更。
・黄色・・・・クラシックレッドのグリルアクセントが廃止。
いずれも細かな変更ですが、まず注目なのはフロントグリルメッシュが縦長形状へ変更された事。
SPORT DESIGNのグリルアクセントが無くなっているのもグリルメッシュ形状変更による影響と思われます。
縦長形状のグリルメッシュは「CX-8 2022年大幅改良モデル」で採用されていますが、画像で比較する限りだと同じフロントグリルメッシュなのが有力。
さらにSIGNATUREのバンパー下部に採用されたシルバーも同じように見えるので、今まで以上に同じフロントフェイスになるようですね・・・・。
一方で、これ以外のグレードのフロントグリルメッシュは今まで通り横長形状のままのようなので、こちらはまだCX-5と判別するポイントになりそうです。
変更点③:マツダコネクト用ディスプレイはAppleCarPlay / AndroidAuto起動時にタッチ操作可能へ。
マツダ車ではすでに「CX-50」「CX-60(海外仕様)」「CX-90」が対応していたAppleCarPlay / AndroidAuto起動時のタッチ操作ですが、CX-5カナダ仕様も2024年モデルから対応したようです。
CX-50とCX-60では停止中(Pレンジ)のみタッチ操作可能でしたが、CX‐90は走行中も操作可能になっていたので、CX-5ではどちらなのか気になるところ・・・。
現時点で確認できる変更点は以上となりますが、マツダの最量販車種という事もあって今回も細かな部分まで改良が入るようです。
一方、ベトナム仕様ではプラチナクォーツメタリックが追加されていましたが、確認した限りだとカナダ仕様には追加されていません。
今回の内容はあくまでカナダ仕様の変更点なので、日本仕様では異なる可能性がある事はご了承ください。
ただ、日本では8月3日に価格発表が行われる話も出ているので、引き続き続報に注目ですね。