7月22日からマツダブランドスペース大阪で展示開始されている「RX-8のオープンカー」ですが、早速見てきました。
マツダブランドスペース大阪では5月からCX-8 XD Exclusive Modeとロードスター RSが展示されていましたが、今月22日からロードスター RSに替わって「RX-8のオープンカー」が展示開始。
いつも通り時間が空いたタイミングを活用してチェックしてきました。
〇外装
見る角度によっては一瞬普通のRX-8に見えますが、ルーフまで含めてチェックすると量産モデルには無いオープンボディがインパクトありますね・・・。
この車両は広島カープやサンフレッチェ広島の優勝パレードを中心に様々なイベントで見かけた方も多いと思いますが、色々調べてみても製作された時期などの情報が無いので謎も多い車両です。
前期型なので2003年~2008年の間に制作された可能性が高そうですが・・・。
ちなみに、マツダが所有しているRX-8のオープンカーは2台あるようですが、今回展示されてるのはType Eグレードがベースになってる個体です(もう1台はType Sベースとの事)
エクステリアでオープン化のために改造されてる主な部分がこちら・・・・。
①ルーフに加えてドアサッシュの大部分もカット(フロント・リア)
②リアウィンドウがあった部分にスピードスター風のボディパネルを装備。
素人目に見た限りで確認できたエクステリアにおける変更点は以上ですが、個人的にはスピードスター風のボディパネルがカッコイイと思いました(笑)
ただ、Aピラーはクローズドボディ前提の傾斜角度なので、乗り込む時には顔・頭がぶつからないように注意する必要があります(スタッフさんにお願いすれば乗り込み可能)
この車両の乗り込みを体験すると、ロードスターのAピラーは乗り込みのしやすさもかなり考慮した角度になっている事を再確認できますね・・・。
〇内装
内装は基本的にノーマルのType Eのままですが、リアシートはイベントなどで座った人の顔が良く見えるためにフロア・シート座面共に通常より高い位置へ変更されています。
そしてBピラー部分に備わっているロールバーはも大きな特徴ですが、これはドアヒンジだけでなく後部座席へ座った人が立った時の持ち手の役割もあります。
外側にさりげなくマツダのエンブレムが装着されてるのもイイですね(笑)
スタッフさんにお願いすると後部座席(後部座席のみ土足厳禁)にも座れるので試してみると・・・。
これは目線に近い画角で撮った写真ですが、ダッシュボードを見下ろすほど着座位置が高いです。
今までの経験で例えるとピックアップトラックの荷台へ乗った時にかなり近い感じでしょうか(笑)
実際のイベントやパレードだと後部座席に乗る方は立っている場合も多いですが、走行中この場所に立っているのはかなりスリリングな予感・・・。
実際に座ってみると体を支える面でもロールバーは必須である事を実感します。
〇エンジンルーム
スタッフさんのご厚意でエンジンルームもチェックさせていただきましたが、こちらはさすがにフルノーマルです。
RX-8に搭載されている13B型ロータリーエンジン"RENESIS"は、FD RX-7よりさらに低く後方へ搭載されている(アドバンスド・フロントミッドシップ)ので、エンジンカバーを外してもさらに覗き込まないとエンジン本体が見えません。
ちなみに、この車両は広島ナンバーを装着したまま展示されていますが、スタッフさんによるとつい最近車検を通したばかりとの事。
実際にフロントガラスを見ると新たに規定された位置に車検証が貼り付けられています。
あと、エンジンルームの運転席側後方にコーションプレートがありますが、カラーコードは"25D”と明記されていたので、この車両のボディカラーは「スノーフレイクホワイトパールマイカ」
RX-8にこの色が設定されていたのはデビューした2003年~2006年なので、情報通りならこの車両はマイナーチェンジ前モデルの前期型という事になりそうですね・・・。
製作されたのもこの期間内でしょうか・・・?
今回チェックした部分は以上となりますが、他にも写真があるのでまた改めてInstagramにでも投稿していきます。
RX-8 オープンカー展示は8月末まで開催予定となっていますが、スタッフさんにお願いすれば乗り込みも可能なので、めったに乗れる機会が無い後部座席も一度体験してみてください。
〇マツダブランドスペース大阪専用サイト