つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダブランドスペース大阪で実施されている「RX-7 スピリットR(タイプA)」の特別展示をチェックしてきました、マツダ百年史の正史編/図鑑編も紹介。

いつもお世話になっているマツダブランドスペース大阪で現在実施されている「RX-7 スピリットR(タイプA)」の特別展示。

CX-60先行内見会の後にチェックしてきました。

 

マツダブランドスペース大阪では先月末から「RX-7 スピリットR(タイプA)」の特別展示を実施中。

前回ブログで紹介したCX-60先行内見会の会場が近くだったので帰りに寄ってみました。

 

 〇エクステリア

〇インテリア

FD型RX-7の最後を飾る特別仕様車として2002年に発売されたスピリットRには3種類のモデルが用意されていましたが、今回展示されてるのは最も走りに特化した仕様となっている2シーター+5MT仕様の「タイプA」

ボディカラーもスピリットRのイメージカラーといえるチタニウムグレーメタリック」となっています。

【MAZDA】バックナンバー|ニュースリリース

(画像 MAZDA)

初期モデル(1型)まで遡ると30年前に登場したFD型ですが、今見てもまったく色褪せることの無いデザイン・・・。

低いボンネット+ボディが薄い車大好き人間としてFDは究極の理想形ですね・・・。

FD型はマツダが「ときめきのデザイン」をテーマにデザインしていた時代に開発された車ですが、プレスラインではなく陰影で表現する手法は現在のマツダデザインに通ずる物があるように思っています。

 

そして今回展示される車両で気になっていたのが"シリアルナンバー"

FD型RX-7の最終生産車がラインオフする時に一般ユーザーを招いて生産終了式典が行われたのですが、最終生産車は「スピリットR タイプA チタニウムグレーメタリック」マツダ保有すると報じられていました。

今回展示される車両もまったく同じ仕様なので「もしかして最終生産車?」という興味が湧いていたのですが、今回の展示は車両への乗り込みや手で触れるのはNG。

しかし、いつもお世話になってるスタッフさんがあらかじめエンジンルーム内にあるシリアルナンバープレートを撮影されてました。

実際、この展示車両のシリアルナンバーが気になって来場される方も多いみたいです。

この展示車両のシリアルナンバーは「0000/1500」

スタッフさんによると、この展示車両はプロトタイプで2010年ごろまでマツダ社内で実際にテスト走行等に使用されていた個体との事。

車両には2010年頃までのメンテナンス記録が残っていて、リアには「広島県 府中町」の車庫証明も貼られているので実際にナンバーも取得していたようです。

自動車雑誌driverのマツダ特集でも元NDロードスター開発主査の山本修弘さんが「マツダ社内の操安ライセンスの訓練はFDも使っている」と証言されていたので、この展示車両もそのような用途で活用されていたのかもしれませんね。



そして、スピリットRを一通りチェックした時にいつもお世話になってるスタッフさんからこのような物がブランドスペースに届いたことを教えていただきました。

マツダが創立100周年を迎えた2020年に「マツダ百年史 エピソード編」が登場していましたが、こちらは社史の完成版となる「正史編 図鑑編」

当初からエピソード編の約1年後に登場予定と言われていましたが、ついに完成してマツダブランドスペース大阪にも送られてきたとの事。

企業社史という特性から社員や業界関係者等へ配布されるのみで一般販売は行われないので、この2冊を読める場所はかなり限られると思います。

エピソード編より情報量が圧倒的に多い事に加えて、社史という特性から相当マニアックな部分まで載っていたのでとても一日では読み切れません・・・(笑)

おそらく来場するたびに少しづつ読み進めることになりそうです。

 

マツダ公式TwitterによるとRX-7 スピリットRの特別展示は8月末まで実施予定との事。

マツダブランドスペース大阪では「ロードスター RF "VS Terracotta Selection"」も引き続き展示されてるので気になる方は是非一度足を運んでみてください。

マツダブランドスペース大阪は感染防止対策の観点から予約優先となっているので訪問の際には事前に電話で予約する事をオススメします。

(画像 MAZDA)