今年に入ってから導入地域がどんどん広がっている「CX-60」ですが、インドネシアでも導入が正式発表されました。
今年に入ってから中米やASEANなどにも導入開始されているCX-60ですが、インドネシアマツダは昨年11月に導入に向けて動いている事をメディア向けに明言。
さらに今年に入ってからはインドネシア国内でテスト車両もスクープされるなど、導入の可能性が高まっていました。
そしてついにインドネシアマツダが27日にCX-60導入を正式発表しています。
インドネシアマツダは現地で開催したローンチイベントの模様を公式YouTubeで配信しています。
インドネシアへ導入されるCX-60はフェンダーアーチ等がボディ同色のモデルのみで、グレードは「ELITE EDITION(日本仕様のPremium Modernと同等装備)」と「KURO EDITION(日本仕様のPremium Sportsと同等装備)」の2つ。
ボディカラーはグレードによって3~4色展開となっています。
パワードレインはどちらのグレードも直6ガソリンターボエンジン"e-SKYACTIV G 3.3 T"が搭載。
現時点で日本市場には導入されて無いエンジンですが、ASEAN地域でこのエンジンが導入されるのはフィリピンに続いて2か国目となります。
ちなみにフィリピン仕様には直6ディーゼルエンジン"e-SKYACTIV D 3.3”搭載モデルも導入されていますが、現地メディアの取材によるとインドネシアマツダは国内で販売されている軽油のセタン価(ガソリンのオクタン価に相当する数値)の問題から導入にはあまり前向きでは無いようです。
インドネシアでは正式発表に合わせて一斉に現地メディアの動画やレポート記事が解禁。
インドネシアマツダの公式画像や広報車両を見る限りだとKURO EDITIONはディープクリスタルブルーマイカ、ELITE EDITIONはプラチナクォーツメタリック推しのようです。
他の国だとロジウムホワイトプレミアムメタリックやソウルレッドクリスタルメタリックを強く推すイメージがあるので、なかなか新鮮ですね・・・。
個人的にタン内装とディープクリスタルブルーマイカの組み合わせはかなり好きですが(笑)
インドネシアでは以前からマツダ車の人気が高まっている事に加えて、現地にノックダウン生産用の工場建設を検討している話題も出ており、マツダにとって重要度が増しているマーケットでもあります。
今回発表されたCX-60でさらに勢いが増す事に期待ですね。