昨日北米マツダから正式発表された「CX-5 2024年モデル」ですが、米国マツダがコンフィギュレーターも公開しています。
CX-5に関しては6月頃から徐々に2024年モデル(2023年商品改良モデル)の情報や噂が出てきていましたが、一昨日に北米マツダが2024年モデルを正式発表。
上位グレードを中心にエクステリアの小変更が行われたのに加えて、米国仕様にはプラチナクォーツメタリックが新設定されていましたが、米国マツダ公式HPではさらにコンフィギュレーターも公開されています。
まずは米国仕様に追加されたプラチナクォーツメタリックの車両画像を仕様別に紹介。
〇17インチアルミホイール装着車
〇19インチアルミホイール(シルバー)装着車
〇19インチアルミホイール(ブラックメタリック)装着車
すでにほとんどのマツダ車に設定されて人気も集めているプラチナクォーツメタリックですが、CX-5でも安定のカッコよさ♪
つい最近まで中国仕様のみ設定だったのが不思議なくらいですね・・・(笑)
ただし、コンフィギュレーターで確認した限りだとプラチナクォーツメタリックはブラック基調の特別仕様車「CARBON EDITION / CARBON TURBO」に加えて、最上級グレード「SIGNATURE」も設定がありませんでした。
SIGNATUREは日本仕様のExclusive Modeと同等グレードなのでプラチナクォーツメタリックはかなり似合う気がするのですが、これに関しては米国市場独自の商品戦略でしょうか・・・。
さらに、プラチナクォーツメタリックの車両画像でピンと来た方もいるかもしれませんが、米国仕様は2024年モデルからフェンダーアーチやボディ下部が全グレード"ボディ同色"に統一されました(ブラック基調のエクステリアが特徴のCARBON EDITION / CARBON TURBO / TURBO PREMIUMは除く)
・CARBON EDITION(Black Tone Editionと同等グレード)
⇒未塗装樹脂仕様
・TURBO PREMIUM(Sports Appearanceと同等グレード)/CARBON TURBO
⇒ピアノブラック仕様
・上記以外の全グレード
⇒ボディ同色仕様
CX-5でベースグレードのフェンダーアーチ/ボディ下部まで同色仕様に統一した事例は初めてのはずなのでかなり思い切った変更ですが、北米では比較的サイズ感が近い「CX-50」が販売されているので、同じセグメント内でキャラクターを明確に差別化する狙いがあるのかもしれません。
日本でも年次改良の情報が出てきていますが、ここまで思い切った統一化はさすがに実施されないでしょうね・・・。
あと、カナダ仕様の一部グレードで実施されていたフロントグリルの仕様変更ですが、米国仕様でも2.5ターボ搭載グレード「TURBO PREMIUM」「SIGNATURE」でカナダ仕様と同様の変更が実施されています。
・CARBON TURBO・・・グリルのブロックメッシュは横長(改良前のまま)
・TURBO PREMIUM・・・グリルのブロックメッシュは縦長(グロスブラック塗装)に変更されて、クラシックレッドのグリルアクセントも廃止。
・2.5S PREMIUM・・・グリルのブロックメッシュは横長のまま
・SIGNATURE・・・グリルのブロックメッシュは縦長(ガンメタ塗装)に変更。
カナダの内容と合わせてチェックすると、北米仕様は2.5ターボ搭載モデルのみフロントグリルのブロックメッシュを縦長に変更する事で、NAエンジン搭載モデルとの差別化を狙っているようですね・・・。
米国マツダ公式HPのコンフィギュレーターで気になった部分は以上となりますが、日本でも年次改良の情報や噂が出ている事から、今回取り上げた内容を多くが日本仕様にも反映される可能性は十分あると思われます。
ただ、縦長のブロックメッシュグリルに関しては、おそらくCX-8と同じ物の可能性が高いので、CX-8が販売されている日本ではどのグレードまで採用されるのか気になるところ・・・。
一部では本日発表があるという噂もあるので正式発表に注目ですね・・・。