先日イタリアで正式発表された「CX-30 2024年モデル」ですが、続いてドイツマツダも発表しています。
CX-30に関しては先月頃から改良モデル(2024年モデル)の噂が出始めていましたが、先週14日にイタリアマツダが正式発表。
基本的にはMAZDA3と同様に「マツダコネクト用ディスプレイが10.25インチへサイズUP」や「セラミックメタリック新設定」を中心とする改良が行われていましたが、イタリアに続いてドイツマツダも2024年モデルを正式発表しています。
☆ドイツマツダが発表した改良内容
・マツダコネクト用ディスプレイのサイズUP(8.8⇒10.25インチ)
・AppleCarPlay / AndoirdAutoはワイヤレス接続に対応して、ナビアプリの行先案内をヘッドアップディスプレイに表示可能に。
・AppleCarPlay / AndroidAutoはタッチ操作可能に。
・USB TypeC採用。
・ワイヤレス充電(Qi)追加。
・エアコン操作パネルのボタン配置が一部変更。
・ステアリングスイッチの色がシルバーからブラックに変更。
・「AT誤発進抑制制御」と「ドライバーモニタリング」がCX-60と同等の性能に進化。
基本的にはイタリアマツダが発表した内容と同じですが、ドイツマツダのニュースリリスでは「AppleCarPlay / AndroidAutoのタッチ操作」が可能になった事が含まれていました。
MAZDA3から導入開始された新世代マツダコネクト用のディスプレイはタッチ操作が不可能になっていましたが、CX-50を皮切りにAppleCarPlay / AndroidAutoのタッチ操作が可能な車種が出てきていました。
「CX-50・CX-60海外仕様」⇒シフトレバーが"Pレンジ"の時のみタッチ操作可能。
「CX-90」⇒走行時もタッチ操作可能。
※中国仕様はタッチ操作可能な車種が複数ありますが、マツダコネクト自体が中国独自仕様と思われるので対象外。
ドイツマツダのニュースリリースにはタッチ操作可能になる条件が書かれていないので、CX-90と同様に走行中もタッチ操作可能になってる可能性がありますね。
ただ、CX-90を取り上げた記事によるとマツダは引き続きドライバーがタッチパネル操作する事を推奨しないとの事なので、これに関してはパッセンジャーに配慮した形かもしれません。
ここに関しては賛否が分かれるところと思いますが、個人的には運転席からディスプレイの位置が遠い事に加えて、日本仕様の場合はコマンダーダイヤル上部にタッチパッドがあるのであまり必要性は感じませんが・・・(苦笑)
あと、北米ではジルコンサンドメタリックとテラコッタ内装を採用した特別仕様車「CARBON TURBO(カナダはSUNA EDITION)」が発表されましたが、イタリアマツダに続いてドイツマツダのニュースリリースでもこの内外装は含まれていませんでした。
北米仕様専用になるのか、それとも後から欧州や日本でも導入されるのか気になるところですね・・・。