日本と欧州で発売開始されてからまもなく1年になる「CX-60」ですが、欧州では車両本体価格が値上げされる話が複数出てきています。
今回取り上げるのはオランダの自動車メディア「AutoWeek」が掲載した記事。
リンク先によると「オランダマツダはCX-60全グレードの車両本体価格を一律2,750ユーロ(日本円換算で約42万円)値上げする」と書かれており、これは現在の車両本体価格から約5%程度の値上げに相当するとの事。
欧州全体では現在「PHEVモデル」「直6ディーゼルモデル」の2種類が導入されていますが、オランダで販売されているのはPHEVモデルのみとなります。
車両本体価格の値上げ自体はそれほど珍しい話ではありませんが、改めて調べてみると欧州最大の自動車専用WEBフォーラム「MOTORTALK」でもCX-60の車両本体価格が値上げされる噂が出てきていました。
〇「MOTORTALK」
https://www.motor-talk.de/forum/preiserhoehung-zum-1-7-23-t7474561.html
⇒マツダ車の購入を検討しているユーザーさんが販売店で「CX-60が2023年7月1日から値上げされる」と教えてもらったとの事(スペイン在住の方?)
あくまでWEBフォーラム上の投稿ではありますが、日付まで書かれているので信憑性はあるように見えます。
どちらも理由は書かれていないものの、オランダだけでなく欧州全体でCX-60の車両本体価格が値上げされる可能性もありそうですね・・・。
マツダは原材料費の高騰などを理由に昨年後半頃から車両本体価格を値上げする傾向ですが、もう一つ理由として考えられるのが「輸送船不足」
輸送船不足は昨年後半からマツダの決算発表で毎回触れられている懸念事項ですが、輸送船の不足に伴って輸送費用(船料)も急騰していると報告されています。
CX-60は全て防府工場で生産されているので、今回取り上げた欧州での値上げにも影響を与えてるのかもしれません。
今回はあくまで欧州における噂ではありますが、昨今の状況から考えると欧州と同様に日本でも車両本体価格が値上げされる可能性も考えられますね・・・。
発売開始からまもなく1年が経過するので、商品改良の可能性も合わせて気になるところです。