つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

米国マツダが「CX-90」の価格やグレード構成などの詳細を発表したので詳しくチェック。

(画像 MAZDA USA)

先日北米でワールドプレミアされたマツダのラージ商品群第2弾「CX-90」ですが、米国マツダが詳細な情報を発表しました。

 

 

「CX-90」に関しては1月31日(北米時間)にワールドプレミア。

その後すぐにカナダでは車体サイズや一部詳細に関する情報が出てきていました。

春頃に米国で発売開始という報道もあったので近日中に情報が公開されるのでは?と推測していましたが、米国マツダが価格やグレード構成などを発表したので順番に紹介していきたいと思います。

 

 

〇米国マツダ公式ニュースリリース

 

 

ポイント①:米国仕様におけるパワートレインの種類とスペック

(画像 MAZDA USA)

CX-90北米仕様のパワートレインに関してはすでに直列6気筒3,300ccガソリンターボ「e-SKYACTIV G 3.3 T」、直列4気筒2,500㏄ガソリンエンジンと組み合わせたプラグインハイブリッド「e-SKYACTIV PHEV」の2種類と公表されていましたが、米国マツダが今回発表したラインナップと主要スペックがこちら。

 
e-SKY G 3.3(High)
e-SKY G 3.3(標準) e-SKY PHEV CX-9 SKY-G 2.5 T
最高出力 344ps / 5,000rpm 284ps / 5,000rpm 327ps 253ps / 5,000rpm
最大トルク 500Nm / 2,000rpm 450Nm / 2,000rpm 500Nm 433Nm / 2,000rpm
圧縮比 12.0 12.0 13.0 10.5
ボア×ストローク 86×94.2 86×94.2 89.0×100.0 89.0×100.0
最高回転数 6,500rpm 6,500rpm 6,500rpm 6,300rpm
EPA燃費        
(都市) 23mpg(9.8㎞/ℓ) 24mpg(10.2㎞/ℓ) 未公表 20mpg(8.5㎞/ℓ)
(高速) 28mrg(11.9㎞/ℓ) 28mrg(11.9km/ℓ) 未公表 26mpg(11.0㎞/ℓ)
(総合) 25mrg(10.6㎞/ℓ) 25mrg(10.6km/ℓ) 未公表 23mpg(9.8㎞)
推奨燃料 プレミアム レギュラー プレミアム プレミアム

※:PHEVの最高出力・トルクはシステム総合数値。

直列6気筒3,300ccガソリンターボ「e-SKYACTIV G 3.3 T」は2種類のスペックが用意されており、最高出力とトルクの数値が異なります。

燃費はほぼ同等ですが、実際の走りではどこまで変わってくるのか気になるところ。

PHEVの燃費スペックやEVモード航続可能距離に関しては発売開始直前に追って発表予定と案内されています。

CX-90はCX-9の後継モデルと公表されていますが、出力/トルクだけでなく車体サイズや重量もさらに大きくなったにも関わらず燃費性能が改善されているのは注目ポイントですね。

 

 

ポイント②:ボディカラーラインナップは8色。

(画像 MAZDA USA)

CX-90のボディカラーに関しては「アーティザンレッドプレミアムメタリック」と「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」の実車画像が公開されていましたが、これ以外に設定されるボディカラーも今回公開。

さらにCX-90はフェンダーアーチやボディ下部が「未塗装樹脂仕様」と「ボディ同色仕様」の2種類あるのでそれぞれの仕様別でも紹介します。

「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」

 

「プラチナクォーツメタリック」

 

ソニックシルバーメタリック」

 

「マシーングレープレミアムメタリック」

 

「ディープクリスタルブルーマイカ

 

「ジェットブラックマイカ

 

「ソウルレッドクリスタルメタリック」

 

「アーティザンレッドプレミアムメタリック」

基本的には「CX-60」と同じラインナップで、事前情報どおり赤色系のボディカラーは「ソウルレッドクリスタルメタリック」と「アーティザンレッドプレミアムメタリック」両方設定されています。

個人的には未塗装樹脂仕様のプラチナクォーツメタリックも魅力を感じます。

ちなみに、YouTubeではジェットブラックマイカと思われるCX-90のテスト車両を撮影した動画も出てきています。

既存のマツダ車と同様に環境次第でリフレクションや色味が大きく変わるでしょうね・・。

未塗装樹脂仕様とボディ同色仕様でホイールやサイドシグネチャーガーニッシュの仕様が異なっていますが、こちらに関しては次のグレード構成で改めて紹介します。

 

 

ポイント③:グレード構成と主要装備、車両本体価格も公開。

(画像 MAZDA USA)

前日公開されていたCX-90はそれぞれのパワートレインの最上級グレードでしたが、今回の発表でグレード構成やそれぞれの主要装備も公開されているので順番に紹介。

☆直6ガソリンターボエンジンモデル

「3.3 TURBO SELECT」

車両本体価格:39,595ドル(日本円換算で約518万円)

・直6ガソリンターボエンジンは標準スペック(284ps)仕様

・ボディ下部やフェンダーアーチは未塗装樹脂仕様

アルミホイールは19インチ(シルバーメタリック塗装)

・フロントグリルのブロックメッシュは横長形状で未塗装仕様。

・サイドシグネチャーガーニッシュは未塗装樹脂("INLINE 6"ロゴは有りとの記述も・・・)

・ボディ下部やサイドウィンドウのクローム調ガーニッシュは無し。

・Bピラー・Cピラーはつや消しブラック仕様

・パワーリフトゲート

・ルーフレール

・選べるボディカラーは「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」「ディープクリスタルブルーマイカ」「ジェットブラックマイカ」の3色のみ。

・シート・内装表皮は「合成皮革(ブラック)」のみ。

・8人乗り仕様のみ。

・本革巻きシフトノブ・ステアリング(パドルシフト付き)装備。

マツダコネクト用センターディスプレイは10.25インチ

・ランバーサポート付き8Way電動パワーシート(運転席のみ)

・メーターは7インチ TFT液晶付きアナログ

・オートエアコン

・8スピーカー

CarPlay/AndroidAuto

・USB"TypeA"端子(フロント・2列目それぞれ2つずつ)

・フロントセンターコンソールのカップホルダーは蓋無し仕様

・ステアリングのチルト&テレスコピック調整は手動

・Mi-Driveのモードは「ノーマル」「スポーツ」「オフロード」の3種類。

・安全装備"i-Activsense"のほとんどの機能を標準装備。

・最大牽引能力は3,500ポンド

「3.3 TURBO PREFERRED」

車両本体価格:43,445ドル(日本円換算で約568万円)

(3.3 TURBO SELECTからグレードアップするポイント)

・フロントグリルのブロックメッシュがグロスブラック塗装仕上げの縦長デザインに。

・Bピラー・Cピラーがピアノブラック仕様に。

・ボディカラーは「アーティザンレッドプレミアムメタリック」と「ソニックシルバーメタリック」以外の6色を選択可能。

・シート・内装表皮が本革に、カラーも「ブラック」と「グレージュ」の2色を選択可能。

・8人乗り仕様に加えてセンターウォークスルー可能な2列目キャプテンシートの7人乗り仕様も選択可能。

・パノラマ"ではない"サンルーフが標準装備

・シートヒーター(運転席/助手席)

・助手席も電動パワーシートに(4Way調整式)

・2列目シート用の格納式ウィンドウシェード

・USB端子が"TypeC"になって3列目シート用も追加。

「3.3 TURBO PREFERRED PLUS」

車両本体価格:45,900ドル(日本円換算で約600万円)

「画像の車両は別グレード仕様 (画像 MAZDA USA)」

(3.3 TURBO PREFERREDからグレードアップするポイント)

・Mi-Driveのモードは「ノーマル」「スポーツ」「オフロード」に加えて「トーイング(牽引)」も選択可能に。

・最大牽引能力を5,000ポンドへ強化(マツダ純正トーイングキット装着時)

・ワイヤレス充電器(Qi)

CarPlay/AndroidAutoのワイヤレス接続に対応

・ヘッドアップディスプレイ(CarPlay/AndroidAutoのナビ案内も表示可能)

「3.3 TURBO PREMIUM」

車両本体価格:48,900ドル(日本円換算で約640万円)

(3.3 TURBO PREFERRED PLUSからグレードアップするポイント)

アルミホイールが21インチ(シルバーメタリック塗装)に。

・ボディ下部やサイドウィンドウのクローム調ガーニッシュ追加。

・シャークフィンアンテナ(米国で放送されている衛星ラジオ"SiriusXM"受信用)

・パワーリフトゲートがハンズフリー機能付きに。

・ボディカラーは8色全て選択可能。

センターウォークスルー可能な2列目キャプテンシートの7人乗り仕様のみ。

・パノラマサンルーフ

BOSEサウンドシステム

・フレームレスミラー(自動防眩に加えてガレージのシャッター開閉を操作するHomeLink機能も装備)

・ドライビングポジションメモリー機能(運転席)

アンビエントライト

・SiriusXM衛星ラジオ(3か月のトライアル期間付きで3年間のサブスク方式)

・i-Activsenseに「車線逸脱警報システム(LDWS)」「ブラインドスポットモニタリング」「交通標識認識」「パーキングセンサー(フロント/リア)」を追加。

「3.3 TURBO PREMIUM PLUS」

車両本体価格:52,595ドル(日本円換算で約693万円)

(3.3 TURBO PREMIUMからグレードアップするポイント)

・シート・内装表皮がナッパレザーに、カラーは「ホワイト」と「ブラック」の2色から選択可能。

マツダコネクト用センターディスプレイが12.3インチへサイズUP、車両停車時のCarPlay/AndroidAuto操作のみタッチパネル操作対応。

・ステアリングヒーター

・助手席の電動調整範囲は4Wayから8Wayに拡大。

・シートベンチレーション(運転席/助手席)

・2列目にもシートヒーター追加

・メーターが12.3インチのフル液晶に。

・i-Activsenseに「フロントクロストラフィックアラート(FCTA)」「後進時用スマートブレーキサポート(SBS-RC)」追加。

・360°ビューモニター&シースルービュー

・ラゲッジルームに150W電源追加

・フロントワイパーテアイザー

・電動格納式ドアミラー

「3.3 TURBO S」

車両本体価格:51,750ドル(日本円換算で約677万円)

・直6ガソリンターボエンジンはハイスペック(344ps)仕様。

・ボディ下部やフェンダーアーチはボディ同色仕様。

アルミホイールは21インチ(切削加工×ブラックメタリック仕様)に。

・サイドシグネチャーガーニッシュはクロームメッキ仕様"INLINE 6"ロゴ追加

・リアの「e-SKYACTIV G」エンブレムは"G"の文字が赤色に。

アダプティブLEDヘッドライト

・ボディカラーは「アーティザンレッドプレミアムメタリック」と「ソニックシルバーメタリック」以外の6色を選択可能。

・シート・内装表皮は本革、カラーは「ブラック」と「グレージュ」を選択可能。

・7人乗り仕様に加えてセンターウォークスルー可能な2列目キャプテンシートの6人乗り仕様も選択可能(3列目シートは2人掛けのみ)

・"3.3 TURBO PREMIUM PLUS"と同じ快適・安全装備に加えて「クルージング&トラフィックサポート(CTS)」も装備。

「3.3 TURBO S PREMIUM」

車両本体価格:56,450ドル(日本円換算で約739万円)

(3.3 TURBO Sからグレードアップするポイント)

・シート・内装表皮がナッパレザーに、カラーは「ホワイト」「ブラック」の2色。

・センターウォークスルー可能な2列目キャプテンシートの6人乗り仕様のみ。

・ドライバー・パーソナライゼーション・システム装備

・ステアリングのチルト&テレスコピック調整が電動に。

・その他安全・快適装備は3.3 TURBO PREMIUM PLUSと同じ。

・ボディカラーは8色全て選択可能。

「3.3 TURBO S PREMIUM PLUS」

車両本体価格:59,950ドル(日本円換算で約784万円)

(3.3 TURBO S PREMIUMからグレードアップするポイント)

・シート/内装表皮は「タンカラー(ナッパレザー×レガーヌ)」と「ホワイト(かけ縫い入りのナッパレザー)」の2種類。

・2列目シート中央にセンターコンソル装備。

・シートベンチレーションが2列目にも追加。

・ボディカラーは8色全て選択可能。

 

プラグインハイブリッドモデル

「PHEV PREFERRED」

車両本体価格:47,445ドル(日本円換算で約621万円)

・ボディ下部やフェンダーアーチは未塗装樹脂仕様

アルミホイールは19インチ(シルバーメタリック塗装)

・フロントグリルのブロックメッシュはグロスブラック塗装仕上げの縦長デザイン。

・Bピラー・Cピラーはピアノブラック仕様。

・サイドシグネチャーガーニッシュはクロームメッキ仕様で"PHEV"ロゴも有り。

・ボディ下部やサイドウィンドウのクローム調ガーニッシュは無し。

・ボディカラーは「アーティザンレッドプレミアムメタリック」と「ソニックシルバーメタリック」以外の6色を選択可能。

・8人乗り仕様に加えてセンターウォークスルー可能な2列目キャプテンシートの7人乗り仕様も選択可能。

・Mi-Driveで選べるモードは「ノーマル」「スポーツ」「オフロード」「EV」の4つ。

・12.3インチのフル液晶メーター装備。

・最大牽引能力は3,500ポンド。

・それ以外の仕様や装備は「3.3 TURBO PREFERRED」と全く同じ。

「PHEV PREMIUM」

車両本体価格:52,900ドル(日本円換算で約692万円)

(PHEV PREFERREDからグレードアップするポイント)

アルミホイールが21インチ(切削加工×ブラックメタリック)に。

・ボディ下部やサイドウィンドウのクローム調ガーニッシュ追加。

・シャークフィンアンテナ(米国で放送されている衛星ラジオ"SiriusXM"受信用)

・パワーリフトゲートがハンズフリー機能付きに。

・ボディカラーは8色全て選択可能。

・Mi-Driveのモードは「ノーマル」「スポーツ」「オフロード」に加えて「トーイング(牽引)」も選択可能に、ただし最大牽引能力は3,500ポンドのまま。

センターウォークスルー可能な2列目キャプテンシートの7人乗り仕様のみ。

・パノラマサンルーフ

BOSEサウンドシステム

・フレームレスミラー(自動防眩に加えてガレージのシャッター開閉を操作するHomeLink機能も装備)

・ドライビングポジションメモリー機能(運転席)

アンビエントライト

・SiriusXM衛星ラジオ(3か月のトライアル期間付きで3年間のサブスク方式)

・i-Activsenseに「車線逸脱警報システム(LDWS)」「ブラインドスポットモニタリング」「交通標識認識」「パーキングセンサー(フロント/リア)」を追加。

「PHEV PREMIUM PLUS」

車両本体価格:56,950ドル(日本円換算で約745万円)

(PHEV PREMIUMからグレードアップするポイント)

・シート/内装表皮がナッパレザーに、カラーは「ホワイト」と「ブラック」の2色から選択可能。

マツダコネクト用センターディスプレイが12.3インチへサイズUP、車両停車時のCarPlay/AndroidAuto操作のみタッチパネル操作対応。

・ステアリングヒーター

・助手席の電動調整範囲は4Wayから8Wayに拡大。

・シートベンチレーション(運転席/助手席)

・2列目にもシートヒーター追加

・i-Activsenseに「フロントクロストラフィックアラート(FCTA)」「後進時用スマートブレーキサポート(SBS-RC)」

・360°ビューモニター&シースルービュー

・ラゲッジルームに150W電源追加

・フロントワイパーテアイザー

・電動格納式ドアミラー

グレード毎の仕様や主要装備をとりあえずまとめてみました。

全体的に見るとグレードの構成方法がCX-60日本仕様と似ている印象ですね・・・。

先日のワールドプレミアで公開された内装は2種類のみでしたが、今回の発表で直6ガソリンエンジン搭載モデルの最上級グレード「3.3 TURBO S PREMIUM PLUS」にタン内装がある事が明らかになったのは注目ポイント。

CX-60日本仕様でも特に高い人気を集めているタン内装ですが、北米ではどれだけ反響があるのか気になるところ・・・。

一方で、個人的に興味深いのはパノラマサンルーフだけでなく従来サイズのサンルーフも用意されている事。

同じラージ商品群モデルのCX-60はパノラマサンルーフのみだったので、最新モデルのCX-90で従来サイズが用意されたのはちょっと意外でした。

「左:従来サイズ仕様、右:パノラマサンルーフ仕様」

あと、PHEVモデルに関しては事前情報通りボディ下部やフェンダーアーチが未塗装仕様のみで、「タンカラー」と「かけ縫い入りのホワイト」内装は設定されていません。

パワートレインに世界観を分けてる可能性が有力ですが、北米マツダとしては直6ガソリンエンジン搭載モデルが売れ筋と見てるのかもしれませんね。

 

CX-90の車両本体価格は「39,595~59,950ドル」となっていますが、パワートレイン別に分けるとこのようになります。

  車両本体価格
CX-90 直6ガソリンターボ(標準スペック)モデル 39,595~52,595ドル
CX-90 直6ガソリンターボ(ハイスペック)モデル 51,750~59,950ドル
CX-90 プラグインハイブリッドモデル 47,445~56,950ドル
CX-9 2023年モデル 38,750~48,460ドル

現在販売されているCX-9の価格帯は「38,750~48,460ドル」ですが、これは標準スペックの直6ガソリンターボ搭載モデルに近い価格帯となっていて、ハイスペックモデルとプラグインハイブリッドモデルはCX-9より上の価格帯となっています。

これはCX-60日本仕様と同様に標準スペックの直6ガソリンターボモデルで既存客をカバーしつつ、ハイスペックモデルとプラグインハイブリッドモデルでより上質で高価格帯のモデルを求めるユーザーへ訴求する狙いだと思われますね・・・。

ただ、CX-9はFFベースの直4ターボエンジンである事に加えて、CX-90は標準スペックの直6ガソリンターボでもCX-9より最高出力/トルク共に高いので、かなりアフォーダブルな価格設定である事は間違いないと思います。

 

 

ポイント④:純正アクセサリーオプションも公開。

(画像 MAZDA USA)

価格やグレード構成に合わせて純正アクセサリーオプションも公開されていますが、その中から気になった商品を紹介。

①:デジタルインナーミラー

(画像 MAZDA USA)

ワールドプレミアで公開されていたCX-90に実車にはデジタルインナーミラーが装備されていましたが、米国マツダの公式HPではアクセサリーオプションで紹介されていました。

アクセサリーオプションという事は既存車種にも装着できるのでは?という予感もしますがそう簡単ではないのでしょうか・・・?(笑)

 

②:プロテクションフィルム

(画像 MAZDA USA)

アフターマーケットでは以前からキズや退色防止のためにプロテクションフィルムを施工するユーザーさんが増えていますが、CX-90の純正アクセサリーでも「Paint Protection Film」というグッズが用意されていました。

確認した限りだと既存モデルには用意されてないので、CX-90で初採用だと思われます。

詳細は書かれていませんが、価格を見る限りだとボンネットなどのフロント廻りが施行範囲でしょうか・・・?

 

 

米国マツダから公開された情報をとりあえずまとめてみました。

全体を見るとグレード構成等でCX-60日本仕様と共通性を感じるポイントが多い印象ですが、CX-90で気になったのはCX-60と違ってシグネチャーウイングやアルミホイールがブラック仕様になっているグレードが用意されていない事。

「CX-60 Premium Sports (画像 MAZDA)」

北米で販売されている既存モデルでもブラック基調のエクステリアを採用した"Carbon Edition”が人気を集めている印象だったので、CX-90で用意されていないのはちょっと意外・・・。

ただ、北米では今年中盤~後半に「CX-70」が登場予定なので、こちらのモデルはブラックを基調としたスポーティな方向性を持たせて「CX-90」と差別化する可能性も考えられます。

米国マツダによると「CX-90」の実車は春頃に販売店へ届く予定と案内しているので、それほど遠くない時期に試乗レポートやより詳しい実車紹介も解禁されるのが有力。

日本で販売予定と3列シートSUV「CX-80」と共通点が多い可能性もあるので引き続き注目したいと思います。