すでに一部の国で販売終了が正式発表されている「CX-9」ですが、一方でフィリピンマツダは引き続き販売を続ける方針のようです。
2006年に初代モデルが登場した「CX-9」ですが、北米マツダは6月30日に米国仕様の生産終了を正式発表。
さらに、オーストラリアマツダも「CX-80」導入発表に合わせて2023年内にCX-9の販売終了を公表済み。
マツダにとって特に重要度の高い米国とオーストラリアでこのような発表があった事から、CX-9は他の地域でも順次販売終了するのが有力視されていましたが、ここにきて販売継続を公表した国が出てきています。
今回取り上げるのはフィリピンの自動車メディア「CarGuide.ph」が掲載した記事。
先日北米マツダからCX-9生産終了に関するニュースリリースが発表された事を受けて、フィリピンマツダがCX-9の今後についてメディア向けに公式声明を発表。
・生産もこれまでと変わらず日本で行われる。
フィリピンマツダの発表によるとCX-9の生産・販売が終了するのは米国のみで、フィリピン等では引き続き販売継続する方針のようです。
フィリピンでは先月10日に正式発表された「CX-60」に加えて「CX-90」も導入される可能性が高まっていますが、米国やオーストラリアと違ってCX-9の販売継続が公表されたのは中々興味深いところ・・・。
現地では経営者を中心にCX-9の人気が非常に高いとの事なので、それも関係してるかもしれませんね・・・。
(現地ではすでにCX-90の先行予約も開始されてる可能性あり)
CX-9の実質的兄弟車といえるCX-8も今後に関して様々な情報や憶測が飛んでいますが、ラージ商品群SUV本格導入によって今後どうなるのか気になるところですね・・・。