中国におけるマツダ車の事業を統括している「長安マツダ」ですが、現地の公式SNSで気になる動きを見せています。
今回取り上げるのは中国の大手SNS「Weibo(微博)」の長安マツダ公式アカウント。
Weiboの長安マツダ公式アカウントを見ると"阿维塔"という自動車メーカーの新型車を何故か引用。
これまで長安マツダのアカウントを見る限りだとこのような事例は無かったはずなのでなかなか驚きでした。
調べてみると「阿维塔(AVATR)」は2021年に長安汽車・ファーウェイ(HUAWEI)・寧徳時代(CATL)の3社によって設立された中国の自動車メーカーで、公式HPを見る限りだとBEV専用アーキテクチャーを3社共同で開発して、モーターや運転支援システムはHUAWEI製、バッテリーはCATL製を採用してるようです。
〇AVATR公式HP(英語版)
2021年11月には量産車第一弾「Avatr 11」を正式発表しており、長安マツダが引用してるのはドイツ・ミュンヘンで開催中のIAA MOBILITY 2023でワールドプレミアされた第2弾モデル「Avatr 12」。




Avatr 11はクロスオーバーSUVだったのに対して今回発表されたAvatr 12は4ドアクーペですが、リアビューを中心にかなりスタイリッシュなデザインです。
長安マツダはマツダと長安汽車による合弁会社なので、長安汽車繋がりでAvatr 12発表に関する投稿を引用したのかもしれませんが、実際の理由は謎のまま・・・。
個人的には「2024年~2025年にかけて登場するマツダと長安汽車による共同開発車がAvatr 12と兄弟車なのでは?」という妄想も広がりましたが、共同開発車はEVとPHEVの2種類と公表されているのに対してAvatr 12はBEV専用モデルとの事なので、兄弟車という可能性はかなり薄そう・・・。
それ以外で可能性があるとすればAvatrの量産車に使用されてるバッテリーや装備・機能が共同開発車にも使用される流れでしょうか?
実際は単純に長安汽車繋がりだけが理由の可能性が高いかもしれませんが、ここ最近のマツダはSUVが話題の中心なので、Avatr 12のような4ドアクーペもそろそろ出て欲しいところ・・・。
2024年~2025年にかけて登場する共同開発車はセダン系モデルの可能性も出てきていますが、Avatr 12との繋がりがあるのかちょっと注目しておきたいと思います(笑)