つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

「CX-5 欧州仕様」で2024年モデルがまだ発表されない謎と今後に関して気になる噂。

マツダの最量販車種として変わらぬ人気を集めている「CX-5」ですが、今回は欧州仕様で気になるポイントを挙げてみます。

 

 

現行CX-5は2017年に販売開始されてからほぼ毎年何らかの改良を実施して進化を続けていますが、北米や日本では今年も夏~秋口にかけて2024年モデル(2023年一部商品改良モデル)が登場。

〇北米仕様 2024年モデル

〇日本仕様 一部商品改良モデル

プラチナクォーツメタリックやテラコッタ内装の特別仕様車が追加された事で引き続き高い商品力を維持していますが、北米や日本と並ぶ主要市場の欧州で個人的にいくつか気になるポイントが出てきています。

 

 

ポイント①:欧州ではまだ2024年モデルが発表されていない。

Retro Sports Edition (画像 MAZDA)

序盤でも紹介したように北米や日本では夏~秋口にかけて2024年モデル(2023年一部商品改良モデル)が正式発表されていますが、欧州市場では現在も未発表。

昨年までは北米や日本とほとんど期間を空けずに新しいモデルイヤーが発表されていましたが、今年は年末に差し掛かった今現在も2024年モデルが正式発表されていません。

ちなみに、北米と日本ではMAZDA3やCX-30も合わせてテラコッタ内装の特別仕様車(日本はRetro Sports Edition)が登場していますが、こちらも欧州ではMAZDA3/CX-30のみ発表されている状況です。

もちろん、これから2024年モデルが欧州でも正式発表される可能性も十分考えられますが、ドイツの自動車メディアの記事に少し気になる内容が載っていました。

 

 

ポイント②:2024年頃に生産中止の可能性も・・・?

〇ドイツの自動車メディア"AUTOHAUS"の記事。

こちらは今月1日に開催されたドイツのマツダ売店協会会議の模様を取り上げている記事ですが、その中にこのような記述が・・・。

Die Autohäuser müssten ihren Banken Rede und Antwort stehen und zum Beispiel auch erklären, warum gut verkäufliche Fahrzeuge wie der Mazda2 und der Mazda CX-5 eingestellt werden und wie die Planung für die Nachfolgemodelle aussieht. Seine Forderung: "Wir benötigen dringend schlagkräftige Verkaufsunterstützungen."

自動車ディーラーは銀行の質問に答え、例えばMAZDA2やCX-5のような売れ筋の車がなぜ生産中止となるのか、後継モデルの計画はどうなっているのかを説明しなければならない。彼らの要求は"強力な営業支援が急務である "ということだ。

会議では2024年~2025年頃の販売戦略や課題が話し合われたようですが、その中でMAZDA2・CX-5が生産中止になる事や後継モデルの計画について説明を求めているような記述がありました。

欧州で販売されているMAZDA2に関しては以前からヤリスHVのOEMモデル(MAZDA2 Hybrid)へ完全にシフトする事を示唆する発言が役員から出ていたので、オリジナルのMAZDA2が欧州で販売終了する可能性はありそうですが、CX-5に関しては欧州市場で一番売れてるマツダ車でもあるので生産・販売終了するのはちょっと非現実的・・・。

その一方で、CX-5に関しては今年に入ってから次期型の存在を匂わせる発言が複数の関係者から出てきている事に加えて、今年10月には「BEVモデルを追加した全面改良モデルを2025年春頃から量産開始」という報道も出てきています。

この事から考えると今回の記事で書かれているのは"次期型が出るので現行CX-5は2024年で生産終了"という意味の可能性があるかもしれません。

情報通り2025年春に量産開始するとすれば2024年末に次期型がワールドプレミアされる事も・・・?

 

 

今回の内容はあくまで個人的な妄想と噂レベルの記事ですが、現行CX-5は登場から6年程度経過している事を考えると2024年に大きな動きがある事も考えられます。

マツダの最量販車種で重要度もかなり高いので今後の情報にも注目ですね・・・。