つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

CX-5 オーストラリア仕様は2024年モデルでディーゼルエンジン搭載車の設定が無くなる?

(画像 MAZDA UK)

日本や北米で商品改良モデル(2024年モデル)が登場している「CX-5」ですが、オーストラリア向けの2024年モデルに関する情報も出てきています。

 

 

2017年に発売されてから約6年が経過している現行CX-5は、すでに日本や北米で2023年商品改良モデル(2024年モデル)が正式発表済み。

プラチナクォーツメタリック追加やテラコッタカラー内装の特別仕様車追加などが行われていますが、マツダ車のシェアが高いオーストラリアでも2024年モデルに関する情報が出てきています。

 

 

今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「DRIVE」の記事。

オーストラリアマツダは18日にビジネスフリートプログラムに関する新たな発表を行ったようですが、この場でCX-5 2024年モデルの概要も合わせて発表したとの事。

・ボディカラーにプラチナクォーツメタリック追加(代わりにソニックシルバーメタリック廃止)

・GT SP(日本仕様のSports Appearanceと同じ仕様)とAkera(Exclusive Modeと同じ仕様)はフロントグリルのブロックメッシュが縦長形状に。

ハンズフリー機能付きパワーリフトゲートの設定が復活。

・AppleCarPlay / AndroidAutoのワイヤレス接続に対応。

・Touring Active(日本仕様のField Journeyと同じ仕様)が廃止。

ディーゼル(SKYACTIV-D 2.2)搭載モデルが廃止。

・車両本体価格が 約370~620豪ドル値上げ。

・来年1月から販売開始予定。

基本的な改良内容は日本や北米仕様とほぼ同じですが、オーストラリア仕様は半導体不足の影響で昨年夏から廃止されていたハンズフリー機能付きパワーリフトゲートの設定がようやく復活するようです。

日本や北米仕様はすでに復活してるので半導体不足はほぼ解消されてきた感じですね。

その一方で、日本では主力となっているディーゼルエンジン搭載モデルがオーストラリアでは廃止されてしますようです。

DRIVE誌の記事によると、オーストラリアのCX-5販売台数に占めるディーゼル搭載モデルの割合は4%未満との事なので廃止されるのはやむを得ないところでしょうか・・・・。

オーストラリア仕様には2.5Lガソリンターボ(SKYACTIV-G 2.5 T)搭載モデルが用意されているのも関係してるかもしれません。

これでCX-5ディーゼルエンジン搭載モデルを販売している主力市場は日本と欧州になりますが、欧州は電動化モデルの需要が高まりつつあるのでまだ発表されていない欧州仕様の2024年モデルで設定が残るのか気になるところ・・・。

 

 

CX-5に関しては「2025年頃に全面改良でEVモデルも追加」という報道も出てきていますが、噂レベルの段階なのでまだしばらく現行モデルの販売が継続されるのが有力。

ラージ商品群と合わせて引き続き人気を集める事に期待ですね。