日本や欧州の一部地域で正式発表されたMAZDA3 2021年商品改良モデル(2022年モデル)
これに続いて米国とカナダでも2022年モデルが同時に発表されました。
日本を中心に正式発表された内容をまとめたブログはこちら。
〇日本
〇フランス
〇フィリピン
基本的には主に「プラチナクォーツメタリック追加」「ディミングターンシグナル(魂動ウインカー)採用」「黒を基調とした新グレード追加(日本は"Black Tone Edition")」という改良が共通点となっています。
今回は米国とカナダで正式発表された2022年モデルの内容を紹介。
改良ポイント①:ボディカラーに「プラチナクォーツメタリック」新設定。
※ベースグレードの「2.0」「2.5 S」のみ選択不可。
改良ポイント②:黒を基調としたグレード「Carbon Edition」新設定。
・パワートレインは「SKYACTIV-G 2.5(NA)の6AT/FFのみ」
・ボディカラーは「ポリメタルグレーメタリック」のみ。
・内装は「レッドカラーのレザー仕様」のみ。
・ブラック塗装の18インチアルミホイールとドアミラー。
改良ポイント③:これまでハッチバック専用カラーだった「ポリメタルグレーメタリック」がセダンの一部グレードでも選択可能に。
※選べるグレードは「Carbon Edition」「SKYACTIV-G 2.5ターボ搭載グレード」
〇グレードと価格一覧表を比較
グレード構成は"Carbon Edition”が追加された以外変更はありません。
全体的には数百ドル値上げされてる感じですね。
続いてはカナダ仕様。
改良ポイント①:ボディカラーに「プラチナクォーツメタリック」新設定。
※ベースグレードの「GX」のみ選択不可。
改良ポイント②:これまでハッチバック専用カラーだった「ポリメタルグレーメタリック」がセダンでも選択可能に。
※ベースグレードの「GX」では選択不可。
改良ポイント③:"GT"グレードでレッドカラーのレザー内装を選択すると「レッドステッチ内装」「ブラック塗装の18インチアルミホイール・ドアミラー」へグレードUP。
米国仕様では"Carbon Edition”というグレード設定でしたが、カナダでは実質GTグレードのオプションという形で設定。
〇グレードと価格一覧表を比較
・「GS」のSKYACTIV-G 2.0(MT)搭載モデル廃止。
・「GS Luxury Package」のMT車廃止。
・GT系グレードは名称を「GT」に統一してi-Activsense関連機能を全て標準装備に。
・SKYACTIV-G 2.5ターボモデルはグレードを「GT Turbo」に統一してi-Activsense関連機能を全て標準装備に。
改めてチェックすると基本的に日本仕様等と同じ改良内容ですが、一つ気になるのは米国・カナダ両方のニュースリリースに「ディミングターンシグナル(魂動ウインカー)を新たに採用」というニュアンスの記述が無い事。
「北米で販売される車両に装備される”サイドマーカー”が関係してるかも?」という事が頭に浮かびましたが、MAZDA3北米仕様はサイドマーカーとウインカーが別になっていてウインカーは日本等と同じ位置に備わっています。
北米向けのCX-30・MX-30・CX-50ではディミングターンシグナルが採用されているので光り方自体は問題無いと思うのですがMAZDA3だけ何らかの車両法規が絡んでいるとかでしょうか・・・。
ニュースリリースには書かれていないだけで実車には装備されてる可能性もあるので、このあたりは今後動画などでチェックしたいところですね。
米国とカナダ向けのMAZDA3 2022年モデルは今冬に実車が販売店に届き始める予定との事。
それほど間を空けずにCX-30やMX-5(ロードスター)の2022年モデルも発表されると思うのでこちらも注目しておきたいところです。