2023年内で生産終了する事が予告されていた「CX-8」ですが、本日生産終了したことがマツダから発表されています。
CX-8に関しては昨年11月に大幅商品改良が実施されていましたが、2023年12月で生産終了する事が今年8月にマツダから発表。
その後10月以降は注文可能なグレード・仕様が徐々に限られてきてました。
2023年もまもなく終わる時期となっていましたが、本日マツダから生産を終了した事が正式発表されています。
マツダが「CX-8」の生産を年内で終了した事を正式発表。
— taku2 (@taku2_4885) 2023年12月27日
いよいよ在庫車のみとなりましたね・・・。https://t.co/HAGbx8V6i0 pic.twitter.com/yCkVSFyiWb
Twitterでも一足先に取り上げましたが、マツダ公式HPのCX-8専用サイトに「CX-8生産終了について」というリンクがあり、2023年内で生産終了した事とこれまでの感謝が掲載されていました。
どうやらマツダは今日が仕事納めだったようなので、生産も今日で終了したのでしょうね・・・。
すでに注文可能なグレード/仕様もかなり少なくなっていましたが、いよいよ在庫車のみの販売という事になります。
CX-8は2017年9月14日に正式発表と予約受注が開始されて同年12月14日に販売開始。
2018年には日本自動車殿堂カーオブザイヤーを受賞して、2018年・2019年には国内3列シートSUV販売台数 第1位に輝きました。
日本以外にもオーストラリアやASEAN地域で販売されてきましたが、調べた限りだと生産台数全体のほぼ半分が日本で販売されています。
国内市場では3列シートSUVの選択肢が限られている事もあって人気を獲得しましたが、特に3列目に関しては日本国内の法規より厳しい衝突基準を満たすだけでなく、マツダ独自で「衝突された場合でも3列目の生存空間を確保する」という基準を設けて開発されたので、非常に高い安全性を確保している事も評価に繋がりました。
生産終了するのは寂しい一方で、元々CX-8は実質日本やASEAN専売だったのでマツダ全体ではややニッチな車種だった事に加えて、今後の環境規制や電動化対応を考えると実質的な後継車種となるCX-80へスイッチするのが最適なのかもしれません。
CX-80に関しては元々今年秋のワールドプレミアが有力視されていましたが、ややスケジュールに遅れが出ている状況。
ただ、来年3月頃にワールドプレミアという噂や推測が複数出ているので、年明けから徐々に具体的な続報が出てくるかもしれません。
CX-80は道路や駐車場が比較的狭い欧州や日本に配慮する事もすでに予告されていますが、CX-8が生産終了するとマツダの国内ラインナップに3列シート車が無い状況になるので、空白期間が出来るだけ短くなる事を願いたいですね・・・。