これまで日本や欧州で正式発表済みだった「ロードスター大幅商品改良モデル(MX-5 2024年モデル)」ですが、北米マツダもようやく正式発表しています。
「ロードスター大幅商品改良モデル(MX-5 2024年モデル)」に関しては昨年10月から現在まで日本や欧州で正式発表されている一方で、北米マツダはこれまで正式なニュースリリースが無し。
カナダマツダのみ一部情報を公式HPで公開していたものの内容が合っているのか判断できない状況が続いていましたが、ようやく正式なニュースリリースが発表されています。
北米仕様はこれまでと同様にSKYACTIV-G 2.0搭載モデルのみで改良内容も基本的には日本仕様と同じですが、いくつかポイントを紹介・・・。
ポイント①:マツダコネクト用8.8インチディスプレイはAppleCarplay / AndroidAuto使用時のみタッチ操作可能に。
ポイント②:日本仕様に続いて「Amazon Alexa」へ対応。
☆ニュースリリースに書かれている対応範囲
・エアコン・ラジオのハンズフリー操作
ポイント③:日本仕様に続いて「MRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)」を採用。
・米国仕様は最上級グレード「Grand Touring」のAT車のみ採用。
・カナダ仕様は全モデル標準装備
ポイント④:日本と欧州で採用されていたベージュカラーのソフトトップが未採用。
欧州仕様では「Amazon Alexa」や「MRCC」が未採用でしたが、北米仕様では日本仕様と同様に採用。
ただし、米国仕様だけMRCCが最上級グレードのAT車のみとなっています。
MRCCに関しては海外でもフロントグリルに装着されるレーダーの取り付け位置や意匠に関して賛否が分かれている印象(否の方が多い気も?)でしたが、個人的に日本仕様もAT車から徐々に展開して欲しかったかもしれません・・・。
一方で、日本と欧州で販売されているソフトトップのタン内装モデルにはベージュカラーのソフトトップが組み合わされていましたが、北米仕様はベージュ内装でもブラックのソフトトップのみ。
北米向けのマツダ車ではベージュ系の内装色を用意している車種が多いのでソフトトップの色でもかなり要望が多い気もするのでこの設定はちょっと予想外。
もしかすると「ブラック以外のソフトトップカラーは"35周年記念車"のために取ってある?」なんて妄想も広がりますが・・・(笑)
ニュースリリース内では発売時期について明記されていませんが、大幅商品改良モデル(2024年モデル)の生産はすでに開始されていて日本では今週から試乗車・展示車の配備も始まったので、北米でもそれほど遠くない時期に販売開始されると思います。
ロードスターは今年35周年を迎える事に加えて先日の東京オートサロン2024ではMAZDA SPIRIT RACINGブランドのコンセプトカーも発表されたので、今年1年も多くの話題が出てきそうですね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。