現在マツダ本社で実施されているレストアサービスですが、国内の販売店でもサービスを開始する動きが出てきました。
マツダは2017年にNAロードスターのレストアサービスと一部の純正部品再供給を開始して、現在は"CLASSIC MAZDA"という総称でFC/FD RX‐7の純正パーツも一部復刻。
これらの取り組みは各メディアやイベント展示などを通じてご存じの方も多いと思いますが、販売店レベルでもレストアサービスを開始する動きが出てきました。
今回レストアサービス開始を正式発表したのは大阪府の正規販売店「関西マツダさん」
元々関西マツダさんはシグネチャーウイングの塗装メニューやオリジナルカスタマイズの中古車を販売する等独自の取り組みを実施されていましたが、2022年には不動状態だったFD RX-7のレストアプレジェクトを実施。
レストアされたRX-7は関西マツダの各販売店だけでなく昨年のマツダファンフェスタ(岡山)と大阪モーターショーでも展示されていたので実車を見た方も多いかもしれませんね。
関西マツダ公式HPでは早速サービス第1弾としてRX-8(前期型Type-S)の詳細なレストア内容が公開されていますが、個人的に注目したのはレストアされた車両がリア修復歴ありだった事。
マツダ本社で実施されているNAロードスターのレストアサービスは修復歴の有無など車両条件がかなり厳しい話をよく耳にするので(開始当初より緩和されてる可能性もありますが)関西マツダさんのレストアサービスは対応できる車両の間口がより広い印象を受けますね。
ちなみに、各地の販売店を改めて調べてみると広島マツダさんも2022年からレストア事業を稼働させているようですが、公式HPでは特に紹介されていないので大々的にサービス開始を発表したのは関西マツダさんがおそらく初めてと思われます。
マツダ本社に続いて販売店レベルでもレストアサービスが開始された事で、愛車を出来る限り長く乗る選択肢が増えてくるのは嬉しいですね。
今回関西マツダが公開したレストアはRX-8ですが、公式HPを見る限りだとRX-8以外もレストアに対応している可能性もあるので、気になる方は一度問い合わせてみる事をオススメします。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。