つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダの"あくまで出願公開"(2019.12/12)

今週の出願公開はそこそこ件数がありました。

 

f:id:taku2_4885:20191212103308j:plain

(画像 ipforce.jp)

その中からいくつか取り上げます♪

 

 

まずは3件の「サブフレーム構造」という内容。

特開2019-209880 | 知財ポータル「IP Force」

特開2019-209881 | 知財ポータル「IP Force」

特開2019-209882 | 知財ポータル「IP Force」

 

f:id:taku2_4885:20191212103308j:plain
f:id:taku2_4885:20191212103317j:plain
f:id:taku2_4885:20191212103346j:plain
f:id:taku2_4885:20191212103416j:plain
f:id:taku2_4885:20191212103645j:plain
f:id:taku2_4885:20191212103619j:plain
(画像 ipforce.jp)

1枚目の画像を見ると分かりますがFRの車両構造になります。

サブフレームの本体部材は「アルミダイキャスト等の鋳造により一体成形された一部材から成るアルミブロック」と記載。

 

出願の目的は・・・

「車両重量・部品点数削減を図りながらも車両の前突時におけるサブフレーム前方における衝撃吸収機能を高めつつ、車両走行中にサスペンションリンクから支持部を介してサブフレーム後方に加わる車幅方向内側の荷重に対してサブフレーム後方の変形を抑制できるサブフレーム構造の提供を目的とする」

 

 

続いては「変速機」という内容。

特開2019-210992 | 知財ポータル「IP Force」

 

f:id:taku2_4885:20191212105254j:plain
f:id:taku2_4885:20191212105309j:plain
f:id:taku2_4885:20191212105327p:plain
f:id:taku2_4885:20191212105338p:plain
(画像 ipforce.jp)

FR用の手動変速機(MT)に関する内容。

6速MTで想定されてますが6速のみ直結化されています。

出願の目的は・・・

「変速機ケースの素材を鋳造するための金型の型寿命を低下させることなく変速機ケース内にマグネット(NO.6)を収容して、これにより変速機ケース内のオイルから鉄粉を効率的に除去可能な変速機を提供すること」

 

 

続いては「変速機及びその製造方法」という内容。

特開2019-210977 | 知財ポータル「IP Force」

 

f:id:taku2_4885:20191212110549j:plain

f:id:taku2_4885:20191212110658p:plain
f:id:taku2_4885:20191212110715p:plain

 

f:id:taku2_4885:20191212110753p:plain
f:id:taku2_4885:20191212110804p:plain
(画像 ipforce.jp)

こちらもFR用の手動変速機(MT)に関する内容。
6速MTを想定して、6速のみ直結化されています。

出願の目的は・・・

「シャフトに配置される複数の変速ギヤ列のギヤ強度の確保およびギヤノイズの抑制を図ることができると共に、FF用とFR用の変速機を同一の設備を用いて製造する混流生産を可能とし、設備投資を削減することができる内容」

 

 

最後は「車両用空調装置」という内容。

特開2019-209808 | 知財ポータル「IP Force」

 

f:id:taku2_4885:20191212111651p:plain
f:id:taku2_4885:20191212111704p:plain
f:id:taku2_4885:20191212111752p:plain
f:id:taku2_4885:20191212111810j:plain



f:id:taku2_4885:20191212112017j:plain
f:id:taku2_4885:20191212112028j:plain
(画像 ipforce.jp)

こちらは「音声認識によって操作可能な空調システム」です。

文中を見ると車内のマイクだけでなく、スマートフォンをマイク代わりにすることも視野に入れてるようです。

さらに音声を発した乗員位置の特定も可能に。

エンジンスタート後、設定温度になるまでは全席共通制御を行い、その後は個別で操作可能というのが基本のようです。

 

欧州メーカーを中心に音声やジェスチャーによる操作が可能な室内システムが出てきていますが、マツダ車でも今後採用されるのかもしれませんね🧐

 

 

今週の出願公開は以上になります♪