3月下旬から約1か月間、国内外の生産工場で生産調整を実施してきたマツダ。
今後の動きについて新たな発表がありました。
マツダ公式ニュースルーム。
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2020/202004/200422a.pdf
マツダは3月下旬から国内外の工場で生産調整を実施してきましたが、新型コロナウイルス感染の拡大が続いており、世界各国で外出禁止や小売営業停止等の感染拡大防
止措置が継続。
さらにマツダでは一部の国や地域を除き、多くの販売店で一時的な閉鎖を余儀なくされるなど販売活動に大きな支障が出ているとともに需要見通しも予測が困難であることから、 4月27日以降も引き続き生産調整を実施するとの事。
一覧表が公開されています。
4月27日~5月1日が休業に。
宇品・防府の各第2工場は今後も生産調整を実施されますが、宇品・防府の各第1工場は昼勤のみの状態が継続されるものの操業休止日は無くなりました。
この点は僅かですが改善点と言えるかもしれません。
メキシコとタイの工場は検討中。
今回の発表では同時に「新型コロナウイルス感染拡大に対するマツダの主な取り組み」が掲載されています。
注目点は
・簡易版医療用フェイスシールドの生産準備
・アイソレーションガウン(看護等用ガウン)の生産を検討中
・軽症者移送車両の検討
・経済産業省からの要請に応え、医療機器関係の協力を検討中
移送車両はすぐに想像が出来ましたが、フェイスシールドやアイソレーションガウンの生産を準備・検討中との事。
フェイスシールドはトヨタや日産・NISMOも生産へ動いています。
さらにマツダの関連会社では
・関連会社でのマスクの生産を決定(80~100万枚 月)
・関連会社での消毒液の生産準備
情報によるとマスクと消毒液はマツダ車のミニカーやグッズで有名な「マツダエース」さんが製造するとの事。
マツダグループ内でマスク・消毒液を賄うことで、周辺地域で一般向けに販売されるマスク・消毒液の需要負担軽減を狙った取り組みだと思われます。
急遽製造することになったので専門メーカーのように大量生産するのは厳しいですからね・・・。
まだまだ大変な状況は続くかと思いますが、マツダの取り組みが少しでも世の中に役立って騒動が早く収束する事を祈ります。
海外でのマツダの取り組みを書いた記事もありますのでよろしければどうぞ。