つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

今週登録されたマツダの特許(2020.5.27)

今週新たに登録されたマツダの特許は5件。

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(画像 ipforce.jp)

その中から気になった内容を取り上げます。

 

 

 

まずは「車両用情報提供装置」という内容。

特許6699644 | 知財ポータル「IP Force」

 

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(画像 ipforce.jp)

EV等の車種のために充電施設を案内するシステムに関する内容です。

MX-30にも導入されてる可能性がありますね。

 

資料に書かれている特許の目的は・・・・

充電を必要とする車両のための充電施設の利用し易さは充電スポット毎に様々に異なっている。

例えば、有料道路に入らないと到達できない充電スポットや、走行車線の反対側にあってUターンが必要となる充電スポットは利用し難い。

このため、車両のドライバーが各充電スポットの利用し易さを把握していないときには、利用し易い充電スポットを通り越して利用し難い充電スポットまで向かってしまい充電に困難が生じてしまう場合がある。

これは、充電スポットの絶対数が限られている現状では特に問題である。

本発明は、以上のような事情を勘案してなされたもので、充電を必要とする車両において、利用し難い充電スポットよりも手前の利用し易い充電スポットでの充電を車両のドライバーに適切に促し得る情報提供装置を提供することを目的とする。

 

 

 

続いて「車両の吸排気装置」という内容。

特許6701609 | 知財ポータル「IP Force」

 

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(画像 ipforce.jp)

説明図ではスーパーチャージャー(No.9)が装着されているのでSKYACTIV-Xに関する内容だと思われますが、説明文を見るとスーパーチャージャーの代わりに電動過給機を採用する場合やディーゼルエンジンへの転用も視野に入れてるようです。

 

資料に書かれている特許の目的は・・・

圧縮自己着火運転により熱効率のよい運転を行う場合、排気ガスが比較的低温になる場合がある。

排気ガスを浄化するためにエンジンの下流側に設けられる触媒においては、予め活性温度範囲を設定する必要があるが、排気ガスの温度が低い場合があると触媒が対応しなければならない活性温度の範囲が広くなるため、活性温度範囲の設定が難しくなる。

特に、圧縮自己着火運転と火花点火運転を併用するエンジンの場合、発生する可能性のある排気ガスの温度範囲が広くなるため、例えば触媒の活性温度範囲を高温側に合わせて設定した場合、圧縮自己着火運転時の低温の排気ガスに触媒が対応しにくくなる。

本発明の目的は、圧縮自己着火運転を実行可能なエンジンにおいて、良好な燃焼・運転を確保しつつ排気浄化装置の触媒の活性環境を確保することができる車両用エンジンの吸排気装置を提供することである。

 

 

今週の内容は以上になります。

明日は出願中の特許が公開予定なのでそれにも注目したいと思います。