新世代マツダコネクトや10.25インチモニター採用で大きな注目を集めている米国向けCX-5 2021年モデル。
北米地域では現時点で米国仕様のみとなっているこの2つの装備ですが、その他の地域のCX-5に導入されるのか?という事に関する情報がいくつかあったので取り上げます。
まずはオーストラリアメディア「Carsguide」による記事。
米国で新世代マツダコネクトや10.25インチモニターが採用された内容を取り上げると共に、オーストラリアマツダの広報担当者へも導入の可能性について取材。
・CX-5のアップデートをグローバルに展開する事は可能。
・ただ、オーストラリアマツダはまだ変更内容の最終決定を行っている途中であり、発売時期や内容はまもなくリリースされる予定です。
行間を読む限りでは新世代マツダコネクトや10.25インチモニター採用の検討は行われているように見えます。
ちなみに、オーストラリアの近隣国であるニュージーランドではCX-9の100周年特別記念車が2021年モデルベースである事と10.25インチモニター採用をカタログ上で公表済み。
CX-5 2021年モデルでも採用される可能性は十分に考えられます。
続いて南アフリカの自動車メディア「Carmag.co.za」
・新世代マツダコネクトと10.25インチモニターを南アフリカ仕様に導入する計画は現在無し。
・これら2つの装備が今後追加されるかは地域によって異なるだろう。
現時点で導入の可否について地域別に報じている記事は以上のようです。
マツダにとって重要なマーケットの一つ欧州のメディアでは米国仕様の2021年モデルに新世代マツダコネクトや10.25インチが搭載された事をあまり積極的に取り上げていないようです。
欧州では今年5月頃からようやくCX-5 ”2020年モデル”の発売が本格化し始めた状況。
なので欧州向けの2021年モデル発表自体がまだ当分先になる可能性が高そうです。