昨年10月にオーストラリアから導入開始された新型BT-50。
オーストラリアに続いて発売開始を予告していたタイランドマツダも正式発表しました。
新型BT-50に関しては昨年10月にまずオーストラリアで発売開始。
続いてタイランドマツダが昨年末に発売予告を開始している状況でした。
現地メディアもお披露目の模様を取り上げています。
〇「SANOOK」
〇「Thainews」
タイで販売されるボディタイプの種類ですがこれはオーストラリアと同じく3種類。
〇スタンダードキャブ(シングルキャブ)
〇フリースタイルキャブ
〇ダブルキャブ(デュアルキャブ)
続いてタイ仕様に搭載されるエンジンですが、以前取り上げた通り”3.0L(画像左)”と”1.9L(画像右)”という2つのディーゼルエンジンが用意されます。
オーストラリア仕様は3.0Lのみ設定となっているので1.9Lはタイ仕様で初採用。
両方のエンジン共に6ATと6MTが用意されます。
この2つのエンジンは兄弟車であるいすゞ・D-MAXにも搭載、スペックも同じとなっています。
1.9Lディーゼルエンジン
最高出力:150ps、トルク:350Nm
3.0Lディーゼルエンジン
最高出力:190ps、トルク:450Nm
グレード設定一覧はこちら。
スタンダードキャブ(STD)は1グレードのみ、フリースタイルキャブ(FSC)とダブルキャブ(DBL)が中心のラインナップとなっています。
オーストラリアでもダブルキャブが売れ筋という情報だったのでこのあたりはタイでも同様なのかもしれません。
エンジンはダブルキャブの上級グレードのみ3.0Lディーゼル(4WD)、それ以外は全て1.9Lディーゼルエンジン(2WD)です。
ボディカラー一覧はこちら。
・ガンブルーマイカ
・レッドボルカーノマイカ
・トゥルーブラックマイカ
・アイスホワイト※
・インゴットシルバーメタリック※
オーストラリア仕様にはさらにロックグレーマイカという色もありましたがタイ仕様は6色。
ただし、スタンダードキャブは「※」マークがついている3色のみとなっています。
タイランドマツダ最高経営責任者であるチャンチャイ・トラカーン・ウドムスク氏 (2つ目の動画に登場している方)によると、ピックアップトラックはタイで最も大きな割合を占めている車種で国内マーケット全体のほぼ50%を占めているとの事。
新型コロナウイルス感染拡大による影響で国内全体の自動車販売台数が減少した中、ピックアップトラックの販売割合はさらに増えたという点から新型BT-50はかなり重要度の高いモデルと言えそうです。
現地メディアによるYouTubeのレポート動画も数多くUPされていますが、どうやらすでに実車が届いている販売店もある模様。
タイで生産されている事もあって現地での注目度も高そうなので販売開始後の反響も楽しみですね。