昨年に発売されてから発売されていない日本でも大きな注目を集めている新型BT-50ですが、オーストラリアマツダが2022年モデルの情報を一部公開しました。
新型BT-50は昨年10月にオーストラリアで発売開始されてから東南アジア、アフリカ大陸・南米大陸を中心に販売地域を拡大。
〇オーストラリア
〇タイ
〇チリ、パラグアイ
途中、オーストラリアではよりオフロード性能を磨いた高性能モデル「Thunder」が追加されました。
これに続いて新型BT-50にとって初のモデルイヤー更新となる2022年モデルの情報がオーストラリアの自動車メディアを通じて一部解禁されています。
〇Carsguide
〇CarExpert
発売からまだ1年目という事でそれほど大きな変更はありませんが、現時点で発表されている改良点を挙げていきます。
・改良ポイント①:スポーティなエクステリアを備えた新グレード「GT SP」追加。
〇主要装備
・ダークグレー塗装のルーフレール
・ブラック塗装のフロントグリル
・グロスブラック仕様のドアミラー・ドアハンドル
・ブラック塗装18インチアルミホイール
・ダークグレー塗装のサイドステップ
・レザー(ドリフトウッド)とスエード(ブラック)を組み合わせた内装。
・手動ローラー式トノカバー付きタブライナー
・スポーツバー(グロスブラック)
・フロントバンパー下部にブラック塗装のトリム
エンジンは3.0リッターディーゼル(4×4)のみでAT/MT選択可能。
ここ最近、他のマツダ車でも設定が増えているブラック基調のグレード「GT SP」が新設定されました。
日本目線ですごく分かりやすく言うと"BT-50 Black Tone Edition"みたいな感じでしょうか?(笑)
「GT SP」は標準のカタログモデルで最上級となる「GT」と高性能モデル「Thunder」の間に位置するグレードになるとの事。
・改良ポイント②:1.9リッターディーゼルエンジン搭載モデルを新設定。
これまでタイや南アフリカ仕様に設定されていた1.9リッターディーゼルエンジンがオーストラリアでも選択可能に。
これに合わせて1.9リッターディーゼルエンジン搭載グレード「XS」が新設定されます。
〇XSグレードで選べる組み合わせ(全て6速ATのみ)
・シングルキャブ(4×2)
・フリースタイルキャブ(4×2)
・デュアルキャブ(4×4)
基本的な装備はこれまでベースグレードだった「XT」と同じですが、XTが18インチアルミホイールだったのに対してXSは18インチスチールホイールになります。
・改良ポイント③:レーンサポートシステムボタン追加。
これはユーザーからのフィードバックによる変更で2秒間ボタンを押し続けるとレーンサポートシステムを無効にすることが出来るようになったとの事。
オフロード走行時などにシステムが作動するのを防ぐ意味合いもありそうですね。
車両本体価格はまだ発表されていませんが、2022年1月から販売開始予定と発表されています。
オーストラリアマツダのマネージングディレクターVinesh Bhindi氏によると新型BT-50の販売はかなり好調で、11月からさらに供給台数を増やす見込みが立ってるようです。
オーストラリアマツダにとって重要なモデルとなっているので引き続き人気を集める事に期待したいところですね。