インドネシアでCX-5とCX-9の2021年モデルが発表されました。
合わせてMX-30 EVモデル導入の可能性についても情報が出てきています。
3月9日(現地時間)、インドネシアマツダ(PT. Eurokars Motor Indonesia)はYouTubeを通じてCX-5とCX-9の2021年モデルを正式発表。
〇CX-5 2021年モデルの変更点
・これまで3グレードだったのが最上級グレード(GT)のみに。
・SKYACTIV-G 2.5は気筒休止システム追加で燃費改善、出力とトルクも向上。
・室内の静粛性向上
・8インチディスプレイ
・新デザイン19インチホイール(日本仕様のExclusive Mode用と同一)
・新世代フォントエンブレム
・メタルウッドトリム
・新世代スマートキー
・ワイヤレスCarPlay
・インテリアランプLED化
・アクティブドライビングディスプレイ
・ブラインドスポットモニタリング
・リアクロストラフィックアラート
・7インチ液晶メーターディスプレイ
〇CX-9 2021年モデルの変更点
・1グレード設定でFFとAWDあり
・パドルシフト追加
・スマートフォン用ワイヤレス充電機
・ワイヤレスCarPlay
〇AWD車にはさらに以下の専用装備あり。
・新デザインフロントグリル(北米仕様と同一デザイン)
・新デザイン20インチホイール(北米仕様と同一デザイン)
・大径マフラーカッター
・キルティングステッチ入りナッパレザー内装
・本杢目インテリアパネル
新世代マツダコネクトと大型ディスプレイは未導入となっています。
インドネシア向けのCX-5はこれまで実質2019年モデルのままという状態だったので、このタイミングで大幅刷新を行った感じですね。
さらに、現地メディアによるとこの2モデル発表に合わせて行われたオンライン会見でMX-30 EVモデル導入の可能性についても言及されたようです。
・日本のマツダ本社と共にインドネシアにEVを導入できるように徹底的な調査を実施中。
・日本から輸入するのか、インドネシアでノックダウン生産するのかも検討中。
・また改めて回答する予定。
インドネシアではEV・プラグインHV・HVを対象にした購入インセンティブが今年10月から発効予定との事。
この点からマツダもMX-30 EVモデルをインドネシアで販売するのか注目されてるようです。
東南アジア地域ではマレーシアでもMX-30の販売・ノックダウン生産という可能性が浮上していますが、こちらは今のところM-ハイブリッドモデル導入の方が優先度は高い状況。
インセンティブ対象を考えるとインドネシアもM-ハイブリッドモデルを導入する可能性もあるかもしれませんね。
マツダにとって東南アジア地域は重要度が高まっているので今後の動向に注目です。