マツダにとって重要度が高まっている東南アジア市場ですが、マレーシアマツダが「MX-30 EVモデル」と「CX-8 2022年モデル」の導入を正式発表しています。
まずは「MX-30 EVモデル」の情報から。
〇マレーシアマツダ公式HP
マレーシアの自動車メディア「paultan.org」も詳細を取り上げています。
マレーシアマツダは以前からMX-30の導入を検討している事を公表しており、今年初めにはEVモデルの実車も現地でスクープされていたので導入開始が近づいてる可能性が高まっていましたが、今回ついにマレーシアへの導入が正式発表されました。
マレーシアへ導入されるMX-30のポイントはこちら。
ポイント①:グレードは「EV MID」と「EV HIGH」の2つ。
・EV MIDはファブリック内装や8スピーカーが標準装備。
ポイント②:ボディカラーは5色設定で欧州仕様に続いて「ジルコンサンドメタリック(マルチトーン)」を設定。
ポイント③:納車開始は2022年第4四半期の予定、ただし半導体や部品不足の影響がこれ以上悪化しない場合。
注目はやはり欧州仕様に続いて「ジルコンサンドメタリック」がボディカラーに設定された点。
欧州仕様の次は日本仕様で追加されるのでは?と思っていましたが、マレーシア仕様で先に追加されたのはちょっと予想外でした(笑)
このボディカラーのMX-30は先日マツダミュージアムへ行った時に偶然見かけましたが、独特の存在感があってかなりカッコ良かったです。
続いては「CX-8 2022年モデル」について。
〇マレーシアの自動車メディア「paultan.org」
マレーシア仕様の2022年モデルにおけるポイントはこちら。
ポイント①:SKYACTIV-G 2.5ターボ搭載モデルが追加。
・スペックは「最高出力:225HP(5,000rpm)」「トルク:420Nm(2,000rpm)」
・最上級グレード「25T HIGH」のみ設定、マレーシア仕様で唯一のAWDモデルに。
ポイント③:SKYACTIV-D 2.2搭載モデルがFF車のみに。
こちらは基本的に日本仕様で導入済みの仕様となっていますが、SKYACTIV-D 2.2のAWD車を廃止する代わりにSKYACTIV-G 2.5ターボ搭載車を新たに導入した形のようです。
マレーシアに限らず東南アジアで販売れているマツダ車は以前から上級グレード専用エンブレムやエアロの採用例が多いですね・・・。
日本でもSKYACTIV-X搭載モデル(MAZDA3/CX-30)やCX-60で専用エンブレムやエクステリアを展開する事例が出てきたので今後も全体へ波及するかもしれませんね。
マレーシアで今回発表された主な内容は以上となりますが、特にMX-30のジルコンサンドメタリックは日本でもいつ頃発表されるのかきになるところです・・・。