つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

3ローターエンジンを搭載したベルギーのMAZDA3レーシングカーが登場10周年を迎える。

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(画像 MX-5 CLUB.Nl)

マツダファンの中でもご存じの方が意外と多いかもしれないTOP画像のMAZDA3セダン。

このマシンが登場してから10周年を迎えた事を記念する動画が公開されています。

 

ご存知ない方もいるかと思うのでまずはこちらの動画を紹介。

〇主なスペック

・エンジン:20B型3ローターエンジン(NA)

・馬力/トルク:450PS/335,25 kw

・車体重量:1,300kg

・駆動方式:FR

ベース車両は2010年式のBL型MAZDA3セダン(欧州向けに設定されていた1.6ディーゼル搭載モデル)

このMAZDA3セダン(BL型)ベースのレーシングカーに搭載されているエンジンは”3ローターエンジン(20B)”

さらに駆動方式もFRに改良されています。

 

このマシンは2011年に登場しましたが、その時から追跡してきたベルギーのモータースポーツメディア「Belgian-MotorSport」が登場10周年を記念した動画を公開。

YouTubeでこのマシンを見つけた時はかなり衝撃を受けましたが、もう10年前になるんですね・・・。

何度見ても走り抜ける時のサウンドがルマンに参戦していたCカーとほぼ同じですね(笑)

 

このマシンはベルギーのマツダ売店MAZDA VAN HERCKが母体のチーム「Van Herck Racing」が開発。

マツダ車向けのチューニングパーツメーカー「CORKSPORT」がこの車両の開発風景をリポートしてますが、FFからFRに駆動方式を変えている事もあってかなり大規模な改造が行われています。

 

このマシンは2011年~2014年のベルギーツーリングカーレース(BTCS)に参戦してクラス優勝も複数回獲得する等活躍しましたが、Belgian-MotorSportによると2014年のシーズンを最後に車両は売却され、現在どこにあるのか不明との事・・・。

BTCS参戦終了からすでに7年が経過したにも関わらず記念動画が制作されるくらいなので、ベルギーのモータースポーツファンに強いインパクトを残したマシンに違い無いと思います。

現在どこにあるのか気になるところですね・・・。

 

創立100周年記念展示を通じてベルギーとマツダの強い関係性に触れたブログも以前書いているのでよろしければチェックしてみてください。