各地域向けのCX-5 2021年モデル(2020年商品改良車)に設定されている黒を基調とした特別仕様車。
中国でも独自装備を備えた形で発表されるようです。
今回取り上げるのは中国メディア「k.sina.com」の記事。
リンク先によると・・・・
・4月開催予定の上海モーターショー2021でマツダは黒を基調としたCX-5の特別仕様車「黑化版(ブラックバージョン)」を発表する。
特別仕様車「黑化版」の画像もいくつか掲載されています。
パッと見た感じは欧米や日本で導入された特別仕様車と同じ雰囲気ですがいくつか中国仕様独自のポイントがあります。
ポイント①:新デザインフロントグリル
米国向けの特別仕様車「Carbon Edition」では縦長のブロックグリルが採用されていましたが、中国向けの「黑化版」では横長のデザインになっています。
横長のブロックデザイングリルはMAZDA3セダンでも採用されていますが、それよりもやや太めでしょうか・・・?
ポイント②:フロントバンパーに新たなガーニッシュ(スポイラー?)装備。
これは中国仕様のカタログ等にも載ってないので新たなパーツのようです。
ポイント③:新デザインのリアアンダースポイラー装備。
こちらもカタログ等に載ってないので新たなパーツの模様。
よく見るとビルトインマフラー仕様になってるようにも感じます。
ポイント④:シート素材が日本仕様と異なる。
内装は日本仕様のBlack Tone Editionと同じ”黒×赤ステッチ”の組合せですが、画像のシート座面を見ると素材は異なっています。
・画像左:Black Tone Edition(グランリュクス+合成皮革)
・画像右:黑化版(記事を見る限り本革が有力)
現行CX-5で本革内装と赤ステッチの組合せはまだ無いのでこれも中国仕様独自になる可能性があります。
〇ポイント⑤:ワイヤレス充電機能搭載
CX-5はワイヤレス充電機能がまだどの地域にも採用されていませんでしたが、中国仕様で初搭載されそうです。
ただ、先に触れた内装画像を見る限りだとセンターディスプレイは従来の8インチのままに見えるので新世代マツダコネクトは未搭載が有力そうですね。
現時点でチェック出来た独自ポイントは以上です。
上海モーターショー2021は4月19~28日にかけて開催予定です。