約1年前にドイツのチューニングショップが1984年のルマン24時間レースに出場した「マツダ 727C」を所有している事をブログで取り上げましたが、このマシンのレストアが本格始動したようです。
「マツダ 727C」は1984年のルマン24時間レースにマツダ(マツダスピード)が投入したマシンでその後の行方に関する情報が中々出てこなかった中、昨年2月にドイツのチューニングショップ「SPS Motorsport」が所有している事が明らかになりました。
ちょうど日本国内でも「RX-7 254」「マツダ 737C」のレストアプロジェクトが進行していた事もあってブログに対しても大きな反響があり、その中でこの車両は元々717Cで13Bターボエンジンのテスト車両にもなった個体の可能性が高いという情報も寄せられました。
昨年取り上げた時点でもレストアする方向で話が進んでいたようですが、いよいよ本格始動し始めたようです。
今回取り上げるのは車両を所有している「SPS Motorsport」公式YouTubeチャンネル。
「The Mazda 727 restoration project - building the monocoque.」という題名の動画が投稿されており、727Cのレストアプロジェクトはモノコックボディの修復からスタートしたようです。
動画内に写ってるモノコックが昨年取り上げた時よりかなりキレイな状態なのでもしかすると新たに制作している可能性もありそうですね。
ちなみに、昨年ブログで取り上げた時点では「コンプリートの13Bロータリーエンジン(おそらくマツダ本社ファクトリー仕様)」を探しているという事でしたが、レストアが本格始動したという事は目途がたったのでしょうか・・・・?
完成までまだしばらく時間は掛かりそうですが、先に触れた通り昨年頃からマツダのルマン参戦マシンのレストアが連続しているので727Cの復活も期待したいところです。