つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

今週新たに登録されたマツダの特許(2021.4.28)

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(画像 ipforce.jp)

マツダの特許に関してはここ最近”出願中の内容”がコンスタントに公開されているのに対して新たな”登録”はしばらく無い状況でした。

そんな中、今週は久々に3件の特許が新たに登録されています。

 

まずは「制振用マスの取付構造」という題名の内容(株式会社ワイテックとの共同特許)

特許6864286 | 知財ポータル「IP Force」

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(画像 ipforce.jp)

こちらは「リアサスペンションの制振用マス」に関する内容です。

〇資料に記載されている特許の目的

本発明の目的は、マス部材を制振対象物に取り付けて制振効果を得る場合にスペース効率を高め、しかも、部品点数や重量の増加を抑制しつつ制振対象物の剛性を高めることができるようにすることにある。

 

 

続いては「吸気管構造」という題名の内容(トヨタ紡織株式会社との共同特許)

特許6866197 | 知財ポータル「IP Force」

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(画像 ipforce.jp)

こちらは「4気筒エンジンのサージタンク」に関する内容です。

〇資料に記載されている特許の目的

従来の吸気管構造として、サージタンク内の空気の流れの上流側に指向する第1吹出し口と、下流側に指向する第2吹出し口を備えるように、ガス導入部の先端側を分岐管状に形成したものが提案されているが、エンジンの負荷状態により各吸気管にバランス良くガスを分配できない。

本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、エンジンの負荷状態に関係なく各吸気管にバランス良くガスを分配できる吸気管構造を提供することを目的とする。

 

 

最後は「エンジンの制御装置及び制御方法」という題名の内容。

特許6866871 | 知財ポータル「IP Force」

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(画像 ipforce.jp)

こちらは「SPCCI燃焼の4気筒エンジン(=SKYACTIV-X)」に関する内容です。

〇資料に記載されている特許の目的。

低温酸化反応の反応量は、例えば筒内圧力の変化を検出することによって推定することが可能である。しかしながら、筒内圧力の変化が小さい場合には、低温酸化反応の反応量を精度良く推定することが困難となる。また、低温酸化反応の反応量を十分に推定できる程度に筒内圧力の変化があったとしても、低温酸化反応が、燃焼室内の混合気の着火直前に発生するような場合には、ノッキングの対策が可能な期間が短くなってしまう。これにより、ノッキングの対策を適切に実行できないおそれがある。

ここに開示された技術は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エンジンの燃焼室内で発生する低温酸化反応の反応量を早期にかつ精度良く推定して、ノッキングを適切に抑制できるようにすることにある。

 

今週新たに登録されたマツダの特許は以上となります。

先に触れたとおり、マツダの特許情報に関しては出願中の内容がコンスタントに公開されているのに対して、新たな登録は3月24日が最後となっていたので約1か月ぶりという状況でした。

これまで出願されていた内容が今後登録されていくはずなのでそちらも注目しておきたいと思います。