つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

北米マツダがMAZDA6とCX-3の販売終了を正式発表、今後に関する情報や噂もおさらい。

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(画像 MAZDA)

北米マツダ(米国・カナダ)が「MAZDA6とCX-3の生産終了」を発表。

かなり大きなインパクトがある内容なので詳しく取り上げます。

 

Twitterでも一足先に取り上げましたが、まずは改めて米国とカナダのプレスリリースをおさらい。

 

〇米国マツダ公式ニュースリリース

”MAZDA6”CX-3は現在販売されている2021年モデルで販売終了。」

〇カナダマツダ公式ニュースリリース

・カナダ向けの”MAZDA6”は現在販売されている2021年モデルで販売終了。

・7月に生産終了予定。

CX-3は引き続き販売継続。

カナダのみCX-3を引き続き販売しますが、MAZDA6とCX-3が販売終了というのはかなり大きなインパクトですね・・・。

同じ北米地域に含まれるメキシコマツダは現時点で何も動きはありません。

 

このブログでも度々取り上げましたが、北米向けの両モデルに関しては今年に入ってから廃止になるという噂が出ていました・・・。

特にMAZDA6は昨年末の改良でCX-5CX-8と違って新世代マツダコネクトと大型ディスプレイが採用されなかったので今後の動向が気になってましたが噂通りになってしまいましたね・・・。

 

現時点で生産終了を発表したのは米国とカナダのみなので、日本や他の地域で同じ動きがあるのかまだ不明ですが、両モデルの今後がどうなるのかちょっと考えます。

CX-3

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(画像 MAZDA)

北米ではCX-30が後継車種的ポジションに収まりましたが、欧州ではCX-30発売開始後も引き続き販売好調を継続。

さらに、日本を中心とするアジア向けには昨年から今年にかけてSKYACTIV-G 1.5搭載モデルが新たに追加されたのでこれらの地域ではもうしばらく現行モデルが販売継続されると思います。

次期型が出るとすれば早くとも約2年後の2023年頃でしょうか・・・?

 

〇MAZDA6

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(画像 MAZDA)

現時点で生産終了を発表してるのは米国・カナダのみですが、グローバルでセダン系車種の需要低下や現行モデルが発売開始からまもなく9年という事を考えると日本やその他地域も何とも言えないところ・・・。

ただ、オーストラリアマツダの責任者は現地メディアの取材に対して「出来る限り提供し続ける」と証言しているので北米以外ではもうしばらく販売継続という可能性もあるかもしれません。

藤原副社長が証言されていた「ラージ群モデルが遅れる代わりに第7世代の技術やノウハウを第6世代モデルに投入する」という改良がまだ実施されてないのも気になるところ・・・。

 

そして、今回の発表で多くの方が気になるであろう”ラージ群(直6+FR)のセダン系モデル”の行方ですが、今年に入ってから「MAZDA6とは違うモデル名で登場する」という噂が北米で度々出ています。

昨今発表される他メーカーのセダン系モデルは4ドアクーペを思わせるスタイル重視の方向へシフトしているように感じるので、ラージ群のセダン系モデルが出る場合も新しい車名に加えてVISION COUPEを髣髴とさせるスタイルで登場という事もあるかもしれません。

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(画像 MAZDA)

個人的には現在も商標登録が残っている「MX-6」の名称で4ドアクーペが出るのでは?なんて妄想もしています・・・。

4ドアクーペに加えてシューティングブレークもあると最高ですが(笑)

 

 

マツダは今年後半からラージ群モデル第一弾だけでなくMX-30 ロータリーマルチxEVや北米向け新型SUVを発表する可能性が高まっているので、今回の発表も合わせてマツダ自体が大きく変わるタイミングに差し掛かっているように感じますね・・・。。

日本やその他地域でどのような動きが出てくるのか引き続き注目しておきたいと思います。