つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダオートザム紫竹さんで「CX-30 2021年"秋"商品改良モデル」をチェックしてきました、MAZDA3との比較試乗も実現。

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今年秋に入ってから続々と商品改良モデルが発表されてきているマツダですが、今回は10月28日に正式発表された「CX-30 2021年後半商品改良モデル」を試乗してきました。

 

今回試乗させていただいたお店はこのブログでもおなじみマツダオートザム紫竹」さん

営業SさんがTwitterを通じて積極的に情報発信されているのでご存じの方も多いかと思いますが、また見たことない方はこの機会に是非フォローを♪

Twitterでは一足先に触れましたが、オートザム紫竹さんにはCX-30に続いてCX-5 "Field Journey"の実車も到着していました。

こちらも近日中に試乗車となる予定との事。

今回はCX-30 2021年"秋"商品改良モデルの試乗車が準備出来た事でお誘いいただきましたが、Sさんのご厚意で同じエンジン・駆動方式のMAZDA3ファストバック(改良前モデル)との比較試乗が実現。

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まずは参考までにMAZDA3ファストバックから試乗してみました。

試乗コースはいつも通りマツダ車の良さを存分に味わえる"オートザム紫竹さん一押しコース"となります♪

 

〇MAZDA3ファストバック(2021年"春"一部改良モデル)

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〇試乗車のグレード「20S PROACTIVE Touring Selection」

・パワートレイン:SKYACTIV-G 2.0(6AT/FF)

・ボディカラー:マシーングレープレミアムメタリック

こちらは今年4月に正式発表された一部商品改良モデルなので厳密に言うと改良前モデルですが、10月に発表された商品改良のニュースリリースを見る限りだと脚回りやSKYACTIV-Gの改良は含まれていないのである程度参考にはなると思います。

ニュースリリースに書かれていない細かな改良が行われてる可能性もゼロではありませんが・・・(笑))

 

MAZDA3に関してはこれまで2019年~2020年夏頃にかけて「SKYACTIV-G 1.5」「SKYACTIV-D 1.8」「SKYACTIV-X」を試乗する機会に恵まれましたが、サスペンション特性の変更やソフトウェアアップデートが正式リリースされた2020年商品改良モデル以降はまだ未体験。

実は今回CX-30をメインに考えていてMAZDA3は比較程度に試乗してみたのですが、こちらの乗り味が想像以上に良くなっていてビックリしました。

デビュー当初のMAZDA3はSKYACTIV-X搭載車のみ「剛性UPされたリアサスペンション・ステアリングラック」「独自のタイヤ空気圧」が採用されていて、実際に試乗した限りでもSKYACTIV-X搭載車は他のエンジン搭載モデルより明らかに突き上げが少なく上質さも一段上という印象でした。

他のエンジン搭載モデルでも十分完成度は高かったのですが、今回試乗した2021年"春"一部改良モデルの突き上げ具合や乗り味はSKYACTIV-X搭載モデルに追いついた印象です。

もしかするとSKYACTIV-X搭載モデルはさらに進化してる可能性もありますが・・・。

 

適度なワインディングもある試乗コースでMAZDA3の進化具合を味わった後すぐにCX-30へ乗り換え・・・。

 

〇CX-30(2021年"秋"商品改良モデル)

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〇試乗車のグレード「20S Black Tone Edition」

・パワートレイン:SKYACTIV-G 2.0(6AT/FF)

・ボディカラー:プラチナクォーツメタリック

マツダオートザム紫竹さんに配備された車両は新しいグレードとボディカラーを組み合わせた仕様なのが大きなポイント。

プラチナクォーツメタリックとブラックの組合せは「CX-3 Super Edgy」である程度チェックしていましたが、屋外で見てもかなりカッコイイです・・・。

CX-30は新グレードのBlack Tone Editionなので内装も紹介。

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内装は「ブラックカラーのファブリックシートにレッドカラーのステッチ」

ちなみに、CX-30のレギュラーモデルはこれまでグレードによってブラウンとブルーのダッシュボードが設定されてましたが、Black Tone Editionはブラック。

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(画像 MAZDA)

ブラックのダッシュボードは100周年特別記念車で採用された実績がありますが、レギュラーモデルでは初採用となります。

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「100周年特別記念車の内装 (画像 MAZDA UK)」

CX-30に関してはデビュー直後の2019年に今回と同じ「SKYACTIV-G 2.0」搭載車に試乗させていただいてますが、MAZDA3と同様に2020年以降の改良モデルは未体験。

今回のメインと考えていたのでどのような走りなのか期待が高まっていましたが、事前に試乗したMAZDA3のインパクトが想像以上に大きかった事もあって試乗の前半はMAZDA3とほぼ同じ感触というくらいの印象・・・。

CX-30は2019年に試乗した時点でも突き上げの少なさ等は好印象だった事も影響していると思います。

 

ただ、試乗コース中盤以降にあるコーナーや荒れた路面に差し掛かると以前より車体の揺れが少なくなってステアリングの手応えがさらにしっかりしてるような感触も・・・。

そして同時に頭に浮かんだのが「車高やタイヤサイズがMAZDA3と違うのに同レベルのスポーティな走りや感触が味わえるようになってる事」

・MAZDA3・・・「最低地上高:140mm」「タイヤサイズ:215/45 R18」

・CX-30・・・「最低地上高:175mm」「タイヤサイズ:215/55 R18」

大まかに説明するとCX-30は"MAZDA3をベースにSUV化されたモデル"ですが、車高とタイヤの扁平率を上げると乗り心地は良くなる一方でスポーティな走りや感触はどうしても薄くなるのが一般的。

タイヤの諸元と偏平率|タイヤの知識|日本グッドイヤー 公式サイト

2019年に試乗した時にも「MAZDA3より突き上げは少ないけどあえて気になるポイントを上げると少しだけ走りの手応えは薄まってるかも・・・」という記憶があるのですが、今回試乗した改良モデルはMAZDA3とのギャップがほぼ埋まってる印象です。

もちろん高速道路等のより高い速度域では味付けの違いが出てくる可能性も考えられますが、用途や好みに応じてボディタイプを選んでもマツダらしい走りは共通と感じました。

(個人的にマツダの高速域における走り・安定感は信頼してるので・・・♪)

 

MAZDA3・CX-30の2021年改良モデルは全国的に試乗車の配備が進んでいる印象ですが、マツダオートザム紫竹さんのように様々なシチュエーションを味わえる試乗コースを用意してる店舗は中々少ない気もします。

遠方からのユーザーさんも訪れる事が多いとの事なので気になる方は是非一度お店へ行ってみてください。