日本では一部のモデルで商品改良を思わせる動きが出始めているマツダですが、欧州ではスロバキアマツダが今後の商品導入スケジュールを公開しています。
今回取り上げるのはスロバキアマツダ公式YouTubeで公開されたこちらの動画。
こちらは欧州各地で実施されているCX-60のオンラインプレゼンテーション「MEET MAZDA」のアーカイブですが、15:55頃から今後の商品導入スケジュールが発表されていました。
まずは「CX-60のパワートレイン別導入スケジュール」について。
・2022年6月・・・先行予約ユーザーを対象とした試乗イベントを実施。
・2022年9月・・・PHEVモデル発売、試乗も可能に。
・2022年12月・・・直6ディーゼル搭載車(e-SKYACTIV D 3.3)発売、試乗開始。
・2023年5月・・・直6ガソリン搭載車(e-SKYACTIV X 3.0)発売、試乗車配備。
欧州ではすでにPHEVモデルと直6ディーゼル搭載車の概要が発表されていますが、詳細なスペックがまだ公開されていない直6ガソリンエンジン(e-SKYACTIV X 3.0)は来年5月に発売予定との事。
欧州マツダのニュースリリースによるとMAZDA3とCX-30に搭載されている4気筒版とは違って純粋なNAエンジンになるようなのでどのような走りになってるのか非常に気になります・・・。
スロバキアマツダはさらに「既存モデルも含めた2022年内の商品導入スケジュール」も公開。
〇2022年3月
〇2022年6月
・MX-30 2022年モデル
〇2022年9月
・CX-60 PHEVモデル
〇2022年10月
・MX-30 REV(発電用ロータリーエンジン搭載モデル)
〇2022年12月
・CX-60 直6ディーゼル搭載モデル。
・CX-5 2023年モデル
・MAZDA6 2023年モデル
・MAZDA2 2023年モデル
こちらの資料でまず注目は発電用ロータリーエンジンを搭載した「MX-30 REV」の発表が10月と記載されている事。
中国新聞の報道でも2022年度下半期に発売と報じられていたので、そろそろティザー広告等が開始される可能性も考えられますね・・・。
次に注目なのは12月に「CX-5」「MAZDA6」「MAZDA2」の新しいモデルイヤーとなる2023年モデル発表という点。
MAZDA6に関しては日本でも注文受付が一旦停止されているので商品改良の可能性が浮上していますが、CX-5とMAZDA2に関しては今のところ同じような動きは出ていません。
一方で、MX-5(ロードスター)や日本ですでに商品改良の噂が出ているMAZDA3・CX-30は今回の資料に記載されてないので、欧州でこれらの2023年モデルが発表されるのは年明け以降になる可能性が高そうですね。
モデルイヤー更新時に何らかの改良・仕様変更が行われる可能性は比較的高いので、今後の情報が気になるところ・・・・。
2022年前半はCX-60が話題の中心でしたが、後半もMX-30 REVを中心に様々な話題や動きがありそうなので楽しみですね♪