マツダにとって重要度が増しているASEAN地域ですが、マレーシアではCX-30に関して新たな動きが出ています。
今回取り上げるのはマレーシアの自動車メディア「Paultan.org」の記事。
リンク先によると・・・。
・マレーシアマツダは3月8日に「CX-30 2023年モデル」を正式発表。
・2022年モデルまで設定されていた「SKYACTIV-D 1.8搭載モデル」「AWD車」「Ignite Edition(日本のBlack Tone Editionと同じ仕様)」が廃止。
・2023年モデルは全グレード「SKYACTIV-G 2.0(FF/6AT)」のみ。
・2022年モデルまではマレーシア国外から輸入されていたが、2023年モデルからマレーシア国内でのノックダウン生産に切り替え。
記事によると、これまで国外から輸入されていたCX‐30が今回発表された2023年モデルからマレーシア国内でのノックダウン生産に切り替わるとの事。
SKYACTIV-D 1.8搭載モデルやAWD車の設定が無くなったのも生産体制の変更が関係してるようです。
CX-30のSKYACTIV-D 1.8搭載モデルを販売している地域もかなり少なくなってきましたね・・・・。
マツダは2012年にマレーシア国内に生産拠点を設けており、これまで「CX-5」「CX-8」のノックダウン生産を実施。
今回CX-30もノックダウン生産へ切り替えた事で車両本体価格は2022年モデルより「13,000~17,000マレーシアリンギット(日本円換算で約39万~51万円)」程度値下げ。
これはマレーシアの自動車輸入関税が高い事も関係してると思われます。
取り上げた記事によるとCX-30 2023年モデルのノックダウン生産もすでに開始されていて、今月下旬からユーザーへの納車も開始予定との事。