つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

ポーランドマツダが「CX-5 2023年モデル」の情報を一部公開、CX-5初のマイルドハイブリッドを採用。

「画像は日本仕様 (画像 MAZDA)」

北米や日本で2023年モデル(2022年商品改良モデル)が発表されている「CX-5」ですが、欧州でも2023年モデルの情報が出てきました。

 

 

CX-5に関してはすでに北米と日本で2023年モデル(2022年商品改良モデル)が発表済み。

昨年にエクステリアデザイン変更を含めた大幅改良を実施した事もあって、比較的小規模の改良となっていますが、欧州仕様では気になる変更内容が出てきました。

 

 

今回取り上げるのはポーランドマツダ公式HPで公開された内容。

前回のブログでMAZDA6 2023年モデルのWEBカタログを取り上げましたが、合わせてチェックするとCX-5 2023年モデルのカタログも公開されていました。

(画像 ポーランドマツダ)

こちらも中身をチェックしてみると・・・・。

(画像 ポーランドマツダ)

日本と北米では「スノーフレイクホワイトパールマイカ」に代わって「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」が新たに設定されていましたが、ポーランドマツダのカタログでは共存しています。

さらに日本仕様には設定が無い「エターナルブルーマイカ」「アークティックホワイト」もあるので、ボディカラーラインアップは合計11色。

おそらく世界で販売されているCX-5の中で最も種類が多いと思われます(笑)

 

 

続いてはマツダコネクトの周辺機器関係。

(画像 ポーランドマツダ)

赤色で囲った部分を見ると「USB TypeCが"4ポート(4つ)"」と書かれています。

CX-5は「フロント(センターコンソール内)」「リア(アームレスト内)」それぞれ2つずつUSBが装備されており、日本と北米仕様はフロントのみTypeCが採用されていましたが、この説明だと欧州仕様は全てTypeCに統一されるようです。

さらに、青色で囲った部分を見るつApple CarPlayとAndroidAutoは「dostępne również przezprzewodowo(優先でも可)」という説明が加えられているので、どちらもワイヤレス接続がメインとなっているようです。

 

 

そして、今回最も注目ポイントかもしれないのがこちら・・・。

(画像 ポーランドマツダ)

カタログを見るとパワートレインは全て「e-SKYACTIV G」となっており、スペック表でも「MHEV」という項目があるので2023年モデルからマイルドハイブリッド化されています。

CX-5は初代からずっと純内燃エンジン搭載車のみだったので、マイルドハイブリッド搭載車は歴代初となりますね。

ちなみに「e-SKYACTIV G 2.0」はすでにMAZDA3・CX-30・MX-30で搭載例がありますが「e-SKYACTIV-G 2.5」は今回が初登場となります。

参考までに2022年モデルのカタログと比較してみると・・・。

「左:2022年モデル、右:2023年モデル (画像 ドイツマツダ)」

・赤色 ⇒ 「i-ELOOP」を廃止して「MHEV(マイルドハイブリッド)」採用。

・緑色 ⇒ 2023年モデルは「e-SKYACTIV G 2.0」のみ圧縮比が13.0から13.5に向上。

・オレンジ ⇒ 燃費とCO2排出量(WLTP)

マイルドハイブリッド採用や圧縮比向上を実施する事で燃費・CO2排出量も改善されています。

ちなみにマイルドハイブリッドの詳細は記載されていませんが、CX-5はFFプラットフォームなので24Vマイルドハイブリッドが有力ですね。

 

 

現行CX-5は登場してからもうすぐ6年になりますが、このタイミングでエンジンを改良してきたという事はまだしばらく販売継続する可能性が有力でしょうか・・・?

欧州ではポーランドマツダも含めてCX-5 2023年モデル発表のニュースリリースが出ていませんが、前回取り上げたMAZDA6と合わせて遠くない時期に発表があると思われます。

今後欧州以外の地域でもマイルドハイブリッドを搭載したCX-5が導入されるのか注目ですね。