今月に入ってから少しづつ情報が出てきていた欧州向けのCX-5 2023年モデルですが、ドイツマツダがついに正式発表しました。
日本や北米ではすでに正式発表されている「CX-5 2022年商品改良モデル(2023年モデル)」ですが、欧州でも今月に入ってから一部の国で情報が公開。
これらの点から正式発表も間近と思われていましたが、ドイツマツダがついに2023年モデルを正式発表しています。
ドイツマツダから発表された変更内容はこちら。
・「SKYACTIV-G 2.0」「SKYACTIV-G 2.5」はどちらも24Vマイルドハイブリッド(M-HYBRID)と気筒休止システムを採用して燃費とCO2排出量を改善。
すでにマイルドハイブリッドを採用している車種と同様に名称を"e-SKYACTIV G"に。
・e-SKYACTIV G 2.0のみ圧縮比が13.0から13.5に向上。
・CX-60に続いて「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を新たに設定(スノーフレイクホワイトパールマイカが廃止)
・ベースグレード~中間グレードの名称がそれぞれ「Prime-Line」「Center-Line」「Advantage」に変更。
・USB"TypeC"採用(フロントは全グレード、リアはCenter-Lineのオプション装着車以上で標準装備?)
・AppleCarPlayとAndroidAutoのワイヤレス接続に対応(Center-Lineのオプション装着車以上で標準装備)
基本的にはポーランドマツダが公開したカタログと同じ内容ですが、やはり2012年からマツダの主力車種であり続けるCX-5に初のマイルドハイブリッド車が登場したのは大きな注目ポイントですね。
現行モデルは2016年11月に発表されてからちょうど6年が経過しましたが、このタイミングでマイルドハイブリッドを採用するという事はまだまだ販売を継続していく可能性が高そうです。
今後欧州以外でもマイルドハイブリッドが展開されるのか気になるところ・・・。
あと、フランスの自動車メディアLargus.frは「アウトドアイメージを強めたグレード"Newground"のエアコンルーバーに使われてる挿し色がライムグリーンからグレーに変わる」と報じていましたが、ドイツマツダ公式HPを見るとWEBカタログに掲載されてる画像は確かにグレーっぽく見える一方で、コンフィギュレーターはライムグリーンのままでした・・・。
日本仕様の"Field Journey"はライムグリーンのままなので、このあたりはやはり欧州仕様の実車画像などで確認するしかなさそうですね・・・。
ドイツマツダのニュースリリースに生産開始や販売店へ実車が届く時期に関する情報は記載されていませんが、フランスの自動車メディアLargus.frは「生産は12月から開始、販売店には2023年3月に実車が到着予定」と報じているのでドイツでもほぼ同じタイミングになるかもしれません。
マイルドハイブリッドが採用されたCX-5の走りはもちろんですが、Newgroundの内装なども実際どうなってるのか続報が待たれますね。