米国「コンシューマー・レポート」が2022年の自動車ブランド総合ランキングを発表。
マツダは惜しくも2位になりましたが、信頼性評価では見事1位に選ばれています。
コンシューマー・レポートは非営利の消費者組織「コンシューマーズ・ユニオン(Consumers Union)」が、1936年から発行している米国の月刊誌。
自動車に限らず様々な商品に関する調査を行っている団体ですが、レポートや記事の公平性を維持するために一般企業の広告や広告目的に使用する記事の掲載を一切認めていないのが特徴です。
マツダは2020年に「ブランド信頼性評価」で初の首位を獲得。
昨年には「2021年自動車ブランド総合ランキング」でも首位を獲得しました。
コンシューマー・レポートの中でも特に自動車関連の評価は米国における新車・中古車販売にも大きな影響を与えると言われているのでマツダの評価が高まっているのは嬉しい限りですが、今週新たに「2022年自動車ブランド総合ランキング」が発表されました。
Which Car Brands Make the Best Vehicles? - Consumer Reports
「Predicted Reliability(予測される信頼性)」「Owner Satisfaction(所有者満足度)」「Road-Test Score(ロードテスト点数)」共にほぼ昨年と同レベルの評価を得たものの、Road-Test ScoreランキングでTOPの89点を獲得したスバルに次いで2位となりました。
その一方で、同時に発表された「TOP PICKS」ではマツダがブランド別信頼性評価で1位を獲得しています。
Best Cars, SUVs, and Trucks for 2022 - Consumer Reports
(Best Reliability=最高の信頼性)
これらの評価を見た限りでマツダの課題点をあえて挙げるとRoad-Test Scoreになりそうですが、TOP10の中でRoad-Test Score点数が高いブランドは「AWD」や「高性能モデル」が比較的豊富というのが共通点なのでは?という印象も・・・。
あくまで個人的想像ではありますが、直6エンジンやFRアーキテクチャーを採用するラージ商品群が発売開始されるとRoad-Test Score向上に繋がるかもしれませんね。
マツダにとって米国市場は今後より重要度が高まっていくはずなので今後も高い評価を得る事に期待したいです。