今年春から北米での販売がスタートしているマツダのラージ商品群3列シートSUV「CX-90」ですが、米国の大手自動車雑誌の最新ランキングでTOP選出されています。
今回CX-90がTOP選出されたのは米国の大手自動車雑誌"CAR and DRIVER"が公開した3列シートSUVランキングの最新版。
CAR and DRIVERは日本語版も販売されている雑誌としておなじみですが、本家の米国版最新号(2023年10月号)では今年の3列シートSUV比較試乗の最終結果を掲載。
今年はミシガン州のスリーピングベアー砂丘国立湖岸公園の周辺で3日間にわたって比較試乗を実施したようですが、見事「CX-90」がTOPに選ばれています。
☆TOP5
1位・・・マツダ・CX-90
3位・・・キア・テルライド
4位・・・ジープ・グランドチェロキー L
5位・・・ホンダ・パイロット
リンク先の記事によると昨年まではキア・テルライドが4年連続でランキングTOPだったようですが、発売開始から4年が経過した事もあって今年発売開始されたばかりのCX-90とグランドハイランダーがより高い評価を得たようです。
CX-90に関してはラゲッジスペースや上位グレードを中心にCX-9より高くなった車両価格がやや気になるものの、それ以上に力強い直6ガソリンエンジン、質感の高い内装と走りが高い評価を獲得。
特に内装に関してはテスト車両がタン内装だった事もあって特に高い評価を得ているようです。
ちなみに、昨年まで4年連続ランキングTOPだったテルライドは起亜自動車が初めて北米重視で開発した3列シートSUVで、2020年のワールドカーオブザイヤーではMAZDA3・CX-30を抑えてTOP選出されていたので、記憶に残ってる方もいるかもしれません。
2019年春に発売されてから4年連続TOPだった事から現地でもかなり人気を集めていると思いますが、そんなテルライドを抑えてTOPになったのは嬉しいところですね。
CX-90は米国道路安全保険協会(IIHS)の2023年安全性試験で最高評価を獲得した事もつい先日発表されましたが、基本的な性能や質感は今後日本や欧州向けに導入される標準ボディの3列シートSUV「CX-80」にも受け継がれている可能性が有力。
CX-90は北米で好調なセールスを記録していますが、今年後半にもワールドプレミアされる可能性が高いCX-80も楽しみですね。