つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

CX-60のプロトタイプ車両レポート動画で気になる内容をチェック「グレードによる内装の違い」「メーターに表示されるCX-60のボディカラーの違い」「直6 SKYACTIV-Dの燃料タンク容量」

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(画像 MAZDA)

 

ついに日本仕様が初公開されたマツダのラージ商品群第一弾「CX-60」ですが、合わせて情報解禁された自動車メディアの動画や記事の中から気になった内容を取り上げたいと思います。

 

本日正式発表されたCX-60日本仕様の内容をまとめたブログ記事はこちら。

マツダから正式公開されたのに合わせて多くの自動車メディアやジャーナリストからもプロトタイプ車両に関する動画やWEB記事が解禁されていますが、その中でもいくつか気になったポイントがあるので紹介したいと思います。

 

①グレードによる一部装備の違い。

先にプラグインハイブリッド仕様が正式発表された欧州ではすでにグレード構成や主要装備に関する情報が公開されていますが、今回公開されたプロトタイプでも車両によって装備が異なっている部分がありました。

まずは「LOVECARS!TV!」で取り上げられている車両(プラグインハイブリッド仕様)から。

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(画像 LOVECARS!TV!)

〇取り上げられている車両の装備。

・ブラックのレザー内装

・メーターはフル液晶

・蓋つきのカップホルダー

LOVECARS!TV!で取り上げられてる車両は、内装装備を見る限りだと欧州仕様で設定されているグレード"Homura"の装備と一致するので上級グレードに相当する車両と思われます。

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「欧州仕様で設定されている"Homura"の内外装 (画像 MAZDA UK)」

 

これに対して自動車雑誌「driver」のYouTubeチャンネルで取り上げられてる車両(直6 e-SKYACTIV-D 3.3搭載モデル)

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(画像 driver)

・ファブリック内装(ブラック×グレー)

・メーターは中心のみ液晶(おそらくMAZDA3やCX-30と同じメーター)

・蓋が無いカップホルダー

driverで取り上げられてる車両は、内装装備を見る限りだと欧州仕様で設定されているグレード"Prime-LIne"とほぼ一致するのでこちらはベースグレード相当の車両と思われます。

ただし、動画に登場している車両には20インチアルミホイールが装着されてるのでそこだけは"Prime-LIne"と仕様が異なります。

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「欧州仕様で設定される"Prime-LIne"の内外装 (画像 オランダマツダ)」

ちなみに、欧州で発表されているプラグインハイブリッド仕様はフル液晶メーターが全グレード標準装備となっているので、中心のみ液晶になっているCX-60のメーターは初公開となります。

(ドイツ仕様のカタログ:フル液晶メーターは全グレード標準装備)

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(画像 ドイツマツダ)

 

②メーターのオープニング画面に登場するCX-60のボディカラーが違う。

エンジンスタートボタンを押すとメーターにオープニング画面が出てくるのが定番化していますが、CX-60のメーターで気になる内容がありました。

まずは再び「LOVECARS!TV!」の動画で取り上げられてる車両のメーター。

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(画像 LOVECARS!TV!)

ボディ全体にカモフラージュラッピングが施されていますが、ドア開口部を見るとこの車両のボディカラーは「ソウルレッドクリスタルメタリック」で、メーターのオープニング画面でも赤色のCX-60が登場しています。

 

これに対して「E-CarLife」の動画で取り上げられている車両を見ると・・・。

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(画像 E-CarLife)

ドア開口部を見るとボディカラーは「ホワイト系」で、メーターのオープニング画面でも白色のCX-60が登場しています。

これは実際にボディカラーと合わされているのか気になるところですね・・・。

欧州で発表されている情報だとボディカラーは8色設定なので全て対応するのは大変な気もしますが(笑)

マツダコネクトの設定画面でボディカラーが選択可能という可能性も考えられますが、このあたりは今後の情報で改めてチェックしたいところです。

 

③直6 SKYACTIV-D 3.3搭載モデルの燃料タンク容量

YouTubeチャンネル「Ride Now」の動画で直6 SKYACTIV-D 3.3搭載モデルの燃料タンク容量に関して触れられていました。

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(画像 Ride Now)

Ride Nowに出演されている島下さんの話によると、直6 e-SKYACTIV-D 3.3搭載モデルの燃料タンク容量は「58L」との事。

欧州で発表されているプラグインハイブリッド搭載モデルの燃料タンク容量は「50L」と公表されているので、少しだけ容量が増える事になります。

(英国仕様の諸元表)

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(画像 MAZDA UK)

昨日取り上げたレスポンスの記事によると、直6 SKYACTIV-D 3.3の燃費は「約19km/l(WLTC)マイルドハイブリッド有りだと20km/lも視野に入る」との事なので、単純計算だと満タンで約1,100km~1,160km走行可能という事になります。

CX-3やCX-30のSKYACTIV-D 1.8搭載モデルと同等レベルの燃費という事で燃料タンク容量もそれほど大きくする必要が無いのかもしれませんね。

 

解禁された動画の中で気になった内容は以上となりますが、今回取り上げられている車両は開発中のプロトタイプ車両なので実際に販売される量産モデルとは異なる部分も出てくる可能性があります。

現時点ではあくまで参考程度という内容ですが、今後も続々と情報が出てくるはずなので引き続き注目しておきたいところですね。