現行モデルが登場してから今年で約10年が経過したMAZDA6ですが、オーストラリアマツダの関係者が現行モデルの更なるアップデートに関して証言しています。
MAZDA6に関しては以前から直6エンジンやラージ群アーキテクチャーを採用した次期型・後継モデル登場への期待が高まっていましたが、欧州マツダの開発部門TOPであるJoachim Kunz氏は「現時点ではCX-60を中心とするSUVを販売する優先度の方が高い」と証言。
さらに、オーストラリアマツダのマーケティングディレクターであるAlastair Doak氏も「MAZDA6は現行モデルをまだしばらく継続する」と証言していました。
継続となるとここ最近大きな改良が行われていない現行モデルの今後が気になるところでしたが、Alastair Doak氏が改めて対応した取材で改良に関して証言しています。
今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「Carsguide」が2日前に掲載した記事。
MAZDA6は現行モデルが今後も継続されるという内容の記事ですが、その中にこのような一文が・・・。
I think the market is telling us they want more SUVs and other things, and we'll continue with that. But the current Mazda6 will continue, and there are some updates coming to it, and it will continue in our line-up.
市場はもっとSUVなどが欲しいと言っていると思うので、それは続けていくつもりです。
しかし、現行のMazda6はいくつかのアップデートが行われて我々のラインナップの中で継続することになります。
実はオーストラリアマツダのCEOであるVinesh Bhindi氏も3月に受けた現地メディアの取材でアップデートを匂わせる発言をしていましたが、今回の記事でより信憑性が高まった感じです。
さらにマツダの藤原副社長も2019年に行われた池田直渡さんのインタビューで「ラージ群アーキテクチャー導入が遅れる代わりに、現行MAZDA6等の第6世代車は最新世代用の技術を使って改良する」と証言していたのでようやく動きがありそうな感じですね。
ちなみに現行MAZDA6はこれまでデザイン変更も含まれた大幅改良を2回実施していますが、2018年の大幅改良以降はそれほど大きな変更が行われていません(アテンザ時代含む)
特にマツダのフラッグシップモデルでありながら現在も旧型のままになっているマツダコネクトが新世代へ刷新されるのを期待してる人は多いかもしれませんね。
あとは更なるデザイン変更があるのか気になるところ・・・。
多くのユーザーが直6+FRベースの次期型・後継モデルの登場を待ち望んでいる状況ですが、現行モデルの更なる進化もどうなるのか続報に注目です。