2012年に登場してからマツダの最量販モデルに成長した「CX-5」ですが、気になる次期型の存在についてオーストラリアマツダの関係者が再び証言しています。
現行「CX-5」は2017年に発売開始されてから今年で約6年が経過していますが、比較的サイズが近い「CX-50」「CX-60」が登場した事で次期型・後継モデルの存在について様々な憶測が飛んでいる状況・・・。
その一方でオーストラリアマツダの関係者から「次期型CX-5（or それに準ずるサイズのSUV）は存在する」という証言が今年4月に出てきていました。
現在もマツダの最量販モデルという位置づけを考えると次期型・後継モデルが登場する可能性は高いと思われますが、オーストラリアマツダの関係者が再び次期型・後継モデルについて証言しています。
今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「DRIVE」が今日掲載した記事。
CX‐5の今後について取材している記事ですが、オーストラリアマツダのマーケティングディレクターAlastair Doak氏はこのような回答をされています。
"Senior management have confirmed there will be a next-generation CX-5, that's coming. It's a top selling model globally, so it makes sense," Mazda Australia marketing director Alastair Doak told Drive.
Alastair Doak氏は「経営幹部は次世代CX-5が登場することを認めており、これは世界的に最も売れているモデルなので理にかなっている」と本誌に語った。
When asked if Mazda will introduce a hybrid version of the CX-5, Mr Doak told Drive: "That would be telling, wouldn't it? But as I said before, there's a new-generation car eventually coming. But it's not next year, it's [further away]."
マツダがCX-5のハイブリッドバージョンを投入する可能性についても「それは明らかだろう？しかし、先に話したように次期型はいずれ登場するが、それは来年ではなくさらに先の話だろう」と回答した。
今回の取材でもCX-5の次期型が存在する事を改めて明言されていますが、登場するのは少なくとも2025年以降になる見込みとの事。
現行モデルは2021年秋に大幅商品改良を実施していますが、少なくともあと2年程度は販売が継続される事になりそうですね・・・。
DRIVE誌は車両価格やCX-60との差別化の面から次期型は現行モデルと同じFFベースになると予想していますが、欧州マツダの関係者はスモール群・ラージ群両方の可能性があるとも語っています。
何らかの形で電動化技術が採用される可能性はかなり高いと思われますが、マツダは自社開発のストロングハイブリッド車を2025年頃に投入する予定なので、これが次期CX-5という可能性も考えられますね（FFベースなのかFRベースなのかまだ謎ですが・・・）
あと、カナダマツダも2025年に「SUVの新型EV」と「4つのハイブリッドモデル」を導入予定と公表しているので、この中に次期CX-5が含まれてる可能性もありますね・・・。
まだまだ謎な部分は多いですが、複数の関係者の証言や情報を見る限りだとCX-5の次期型が存在する事はほぼ間違いなさそうです。
現行モデルの更なる進化と合わせて次期型がどのようなモデルになるのか合わせて楽しみですね。
