つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

オーストラリアマツダの関係者がラージ商品群SUV「CX-70」と「CX-80」のデザインについて証言。

「CX-90 (画像 オーストラリアマツダ)」

昨年の「CX-60」に続いて「CX-90」も正式発表されたマツダのラージ商品群SUVですが、残る「CX-70」と「CX-80」のデザインに関する証言が出てきました。

 

 

マツダのラージ商品群SUVに関しては4車種登場予定と2021年に公表されていますが、昨年に「CX-60」の販売が始まったのに続いて「CX-90」も先日北米で正式発表。

「左:CX-60、右:CX-90 (画像 MAZDA)」

残る「CX-70」と「CX-80」も2023年内に正式発表されるのが有力となっていますが、デザインに関する証言が出てきたので紹介したいと思います。

 

 

今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「Which Car」が掲載した記事。

https://www.whichcar.com.au/news/mazda-cx70-5seat-japanese-built-suv-mirror-cx90-but-sexier

(画像 WHICH CAR)

CX-90が正式発表されたのを受けてオーストラリアマツダの関係者へインタビューを実施。

その中でまだ正式発表されてない「CX-70」と「CX-80」についても質問を行っています。

〇CX-70について。

According to Mazda Australia marketing director Alastair Doak, when asked by Wheels if the fundamental differentiator for CX-70 is that it’s a shortened, two-row, five-seat version of the CX-90, he replied “in very simplistic terms, you will be not far off the mark if you wrote that.”

マツダ・オーストラリアのマーケティング・ディレクターAlastair Doak氏は「CX-70はCX-90を短くした2列5人乗りバージョンということか?」という我々の質問に対してに「シンプルに言うと、そのような表現でもあながち的外れにはならないでしょう」と答えた。

We also put to him that the CX-70 seems quite exciting in concept, given the CX-90 already looks dynamic, and it’s the three-row family version, so if you shortened the body, sloped the rear-end and dialled up the sex appeal, the five-seater could be really cool. He responded by saying “you would think so, yeah.”

また、「CX-90は非常にダイナミックで刺激的なコンセプトに感じたので、CX-70はそこからボディを短くしてリアエンドを傾斜させ、セクシーさを演出すれば、すごくカッコよくなるのでは」という質問に対しては「おそらくそう思うでしょう」と答えてくれました。

Alastair Doak氏によるとCX-70はCX-90の2列シートバージョンという表現でそれほど的外れでは無いようですが、リアエンドを傾斜させてカッコよさやセクシーさも備えているのでは?という質問も完全に否定していないのは興味深いところ・・・。

 

〇CX-80について

As for the forthcoming CX-80, Mr Doak sounded quite pleased with the design direction of what is, at its core, a stretched seven-seat version of the CX-60 premium medium SUV.

Unlike the awkwardly proportioned CX-8 (our words, not his), Mr Doak said the relationship between the CX-80 and CX-60 was “similar but different".

"I can tell you that CX-80 looks really nice, they’ve done a really good job with it.”

CX-80はプレミアムミディアムSUV「CX-60」を7シーターにストレッチしたモデルで、Alastair Doak氏はそのデザインの方向性に満足しているようだ。

(Which Car編集部内で)プロポーションに違和感を感じていたCX-8とは違って、CX-80とCX-60の関係は「似ているが違う」と回答。

さらに「CX-80 は本当に素晴らしいと言えます。彼らはそれで本当に良い仕事をしました。」とも付け加えた。

CX-80も当初の予想通りCX-60から全長を伸ばして3列シート化したモデルになるようですが、Alastair Doak氏は「似ているが異なる」と回答しているのに加えてデザインにもかなり満足しているようです。

 

 

「CX-70」「CX-80」どちらのデザインも当初の予想通り「CX-60」「CX-90」と共通性があるようですが、以前から気になっているのがオーストラリアマツダはラージ商品群SUV4車種全て導入の検討を行っている事。

もしラージ商品群SUV4車種全て同じデザインでサイズが違うだけならオーストラリアマツダが4車種全て導入を検討する必要性は無い気もするので、「CX-70」「CX-80」は登場済みの2車種と比べてボディフォルムや細かな意匠が異なる可能性もゼロではないかもしれません。

個人的には「CX-70」が4ドアクーペだったら嬉しいのですがさすがにそれは無いかな・・・?(笑)

 

「CX-70」「CX-80」の登場は今年後半の可能性が有力ですが、「CX-70」に関しては7月~8月にワールドプレミアが行われる噂も出てきているので、引き続き注目しておきたいと思います。