CX-30を中心にマツダ車の人気が高まっているコロンビアですが、コロンビアマツダが「CX-50」発売を正式発表。
さらにラージ商品群SUVの導入計画も公表したようです。
CX-50に関しては今年春に米国とカナダで販売開始されていますが、メキシコマツダとプエルトリコマツダも導入を公表済み。
これらの流れから中南米にも導入される流れが有力でしたが、コロンビアマツダもCX-50導入を正式発表しました。
〇コロンビアマツダ公式HP
Conoce qué es diseño más allá del diseño | Mazda COL
メキシコとプエルトリコではSNSや現地メディアを通じてCX-50導入が公表されていましたが、コロンビアマツダは早くもグレード構成やカタログを公式HPで公開。
コロンビア仕様に設定されるパワートレインは「SKYACTIV-G 2.5(NA)」のみですが、FF/AWD両方導入。
グレードはブラックのレザー内装が採用された「GRAND TOURING(FF/AWD)」とテラコッタカラーのナッパレザー内装を採用した「GRAND TOURING "LX"(AWD)」で、全グレード20インチアルミホイールが装着されます。
ボディカラーは6色設定されていますが、米国とカナダ仕様に設定されているジェットブラックマイカは未導入となっています。
〇ソウルレッドクリスタルメタリック
〇インゴットブルーマイカ(メタリック?)
〇ポリメタルグレーメタリック
〇マシーングレープレミアムメタリック
〇ウインドチルパール
〇ジルコンサンドメタリック
コロンビアでは早速CX-50発表イベントが実施されたようですが、現地メディアの記事によるとCX-50発表に合わせてラージ商品群SUVの導入計画も公表されたようです。
「El Carro Colombiano」
「El Espectador」
リンク先によると・・・。
・コロンビアマツダ社長のÁngela López氏はCX-50を紹介した後に「2023年前半までに新型CX-60とCX-90を国内に導入する」と明言した。
・CX-60はマイルドハイブリッドの3.3リッターエンジン搭載モデルが導入される見込み。
・ただし、El Carro Colombianoは「CX-60は2023年末までに導入」「CX-90は2024年導入」と報道。
・残るラージ商品群SUV「CX-70」「CX-80」はコロンビアに導入されない見込み。
導入時期に関しては情報が錯綜しているものの、コロンビアマツダの社長が「CX-60」と「CX-90」を導入する事を公表したのは間違いないようです。
CX-60に関してはマイルドハイブリッドの3.3リッターエンジン搭載モデルが導入される見込みとの事ですが、おそらくオーストラリア仕様に設定されたガソリンターボエンジンの事だと思われますね・・・。
昨年10月にマツダが公表した資料だと「CX-60・CX-80は主に日本や欧州向け」「CX-70・CX-90は主に北米向け」と公表されていたので、コロンビアにCX-60が導入されるのはちょっと予想外でもあります。
MAZDA NEWSROOMマツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表|ニュースリリース
北米・中南米で公表されているラージ商品群SUVの導入予定は現時点でこのようになります。
米国・カナダ・メキシコ・・・「CX-70」「CX-90」
コロンビア・・・「CX-60」「CX-90」
ちなみに他の地域ではオーストラリアマツダも「CX-60」と「CX-90」導入を正式発表しているので、地域によって標準ボディとワイドボディのラージ商品群SUVが混じる事例が増えてくるかもしれませんね・・・。
最初に触れましたが、コロンビアでは国内の年間販売台数TOPを達成したCX-30を中心にマツダ車の人気が高まっており、マツダもコロンビアを重要なマーケットに位置付けているのでCX-50やラージ商品群SUVでさらに人気を高めていく事に期待したいですね。