欧州で最もマーケット規模が大きいのはドイツですが、マツダの現地法人「ドイツマツダ」が今年創立50周年を迎えた事に合わせて記念サイトを公開しました。
マツダにとってドイツは欧州最大のマーケットである事に加えて、欧州事業を統括する「Mazda Motor Europe GmbH(画像左)」、欧州における研究開発拠点「European R&D Centre(画像右)」があるのでかなり重要度の高い地域です。
そんなドイツの販売拠点である「ドイツマツダ」が創立50周年を迎える事に合わせて記念サイトを公開しました。
〇ドイツマツダ創立50周年記念サイト
ドイツマツダは1972年11月に設立されたようですが、記念サイトでは設立メンバーの一人として広島のマツダ本社から出向した"Takehisa Motodaさん"が紹介されています。
実際に車両販売がスタートしたのは翌年の1973年4月からで、最初のラインアップは「MAZDA 616(カペラ)」「MAZDA 818(グランドファミリア)」「RX-3(サバンナ)」の3車種。
1973年は458台という販売実績だったのが7年後には約100倍に増加したようです。
あと、これまでドイツで最も販売台数が多いのは「MAZDA 323(ファミリア)」で約77万台との事。
今回公開された記念サイトでは今後数か月にわたって様々なコンテンツやイベントを行う事が予告されていますが、その中で興味深い一文が・・・。
こちらは近日公開予定となっているコンテンツの紹介文ですが、赤色で示した部分を見ると・・・
Welches Fahrzeug ist der meistverkaufte Mazda in Deutschland? Mit welchem Modell wurde das Kodo Design eingeführt? Und kommt der Kreiskolbenmotor wirklich zurück? Bleiben Sie gespannt!
ドイツで最も売れているマツダのクルマは?魂動デザインはどのモデルから始まったのですか?そして、ロータリーエンジンは本当に復活するのでしょうか?ご期待ください。
欧州ではすでに発電用ロータリーエンジンを搭載した「MX-30 マルチxEV」を今年夏ごろに発表するという情報が出ていますが、今回取り上げた一文は発表に向けた"前振り"に感じるのは僕だけでしょうか・・・?(笑)
場合によってはMX-30 マルチxEVモデル発表に向けたティザーサイトの意味合いも込められてるかもしれませんね。
あと、ドイツのマツダミュージアムとして有名な「Mazda Classic Automobil Museum Frey」もドイツマツダ50周年記念展示に加えて関連イベントも今後開催予定。
ドイツではまもなくCX-60の販売も開始されるので記念イベントも合わせて盛り上がりそうですね!